2月の始まりは赤いエプロンがトレードマークの超多忙な親子さんにお越し頂いてのランチミーティング。
相変わらずの準備不足で「昨日やっておけばよかった・・・」と反省点多数。
いつも、当日のメニューを決めるのにいっぱいいっぱいで、デコレーションやセッティングが不本意なままスタートします(涙)
時々、料理上手とか、おしゃれな食卓と言って頂くことがありますが、私はそのお言葉がしっくりこず、「いえいえとんでもございません」とザ・日本人的な反応をしてしまいます。
ならばもっと練習すればいいのに、何事も練習することが苦手です。
どこかで「一発勝負」が好きなのだと思います。甲斐性もないのに。。。
そんな私は薬膳脳活ランチョンのメニューを決めるのも超ギリギリ。
当日の朝に決定、というのもしばしばです。
それを、「当日の朝にメニューを決めて、それでもできちゃう私」と思えればいいのですが、「当日決めるなんてダメだ」「もっと準備をしていたら、もっと満足できたのに」と反省し、時には落ち込み、また次回も同じことを繰り返すおバカさん。
そんな私が、昨年自分の思考の一部を手放しました。
それが、自分を許すにつながります。
具体的には、当日にメニューを決めて良いのだ、と考え方を変えたのです。
料理付きのワークショップを始めた頃は、何日も前からメニューを考えていたのですが、回を重ねることでわかったことは「欲しい食材が必ず手に入るとは限らない」ということです。
メニューを決めてしまったら、「紫蘇」ひとつないだけで、紫蘇を探して4か所くらいのスーパーを回り、買い物だけで1日つぶれるということが多々ありました。
その対策として、事前にスーパーに取り置きをお願いしましたが、私の思っている「鯛」と実際の「鯛」が違い過ぎて、こんなの出せない・・・と取り置き分も買い、また人に出せる鯛を探して放浪するときもありました。時間もかかるし、会が終わったあともひたすら鯛を食べないといけません。
となると、前日に新鮮で気にいった食材を集め、それを季節に合わせた食べ方でお出しするのがベストだという結論に至りました。
問題は、私がそれをやりこなせる料理力があるかですが・・・
とにかく、当日の朝にメニューを決めて良いと自分にOKを出すと、料理を作ることがとっても楽になりました。
実は、この日のメニューも、朝決めて、さらに、味をみて納得できず、途中で味を変えたものが3品あります。
でも、私以外の人には、納得いかない味からのアレンジとは気づかれていません。そして、私も、作っている間に、「あれ入れてみようかな~」というアイデアがわき、実験感覚が増して楽しいのです。(そもそも私は料理は食材でする実験と思っているのでこの感覚が楽しいのだと思います。)
また、普通は人に召し上がってもらう時は、絶対にうまくできる、という自信作しか出してはいけないという考えも手放しました。
正直に言えば、自分が美味しいと思っても人がどう思うかはわからないし、そんなあてのないことのために、嫌いな練習をする気もないからです。先日、珍しく「美味しい焼き豚レシピを作ろう」と張り切り、週に3回作ったらもう焼き豚のゆめを見そうになるくらい苦痛になりました。なので、適当にやろうともう練習をやめました。
もし、食べてくださる方の口に合わなければ、「私、料理のプロじゃないし」と開き直ることにしました。ホントにレシピを教えているわけでないし、料理の先生でもないし、私にとっての料理のワークショップは「セラピストとして結果をだすための小道具」に過ぎないからです。
なのに、自分が本末転倒。
食べることを通して、脳を快適にしてもらう方法、人生を豊かにする方法を知ってもらうために、話だけよりも実際に食べながらが脳も解放されるし、心も柔軟になるし、料理はおまけでつけようっと思って始めたのに。。。いつからか、料理で頭がいっぱいな自分に育っておりました。
心って生き物っと別の部分でも発見。
なので、自分を許すこと、自分の思考をOKすることで見えている世界が変わります。
ほら、こんなオーブンに入れる前の野菜が可愛いと窓際までもっていき写真を撮る余裕も出てくるのです。
私の例えは料理の話ですが、皆さんの心にも別のテーマで似たようなことがあるかもしれません。
明日は節分、明後日は立春。
何かを手放し、新しいスタートをするには最適な流れです。
ぜひ、自分の心の中を一度点検してみてくださいね。
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