久しぶりに料理レッスンに行ってきました。
パーティー料理などは自分には無縁と思っていたのですがフィンガーフードを習ってきました。
先生はテレビや雑誌でおなじみのアラヤケータリングサービスの新谷さん。
新谷さんの料理は食材はどこでも買えるものばかりですが、合わせ方が「へぇ~」の連続で、見栄えも素敵。目の保養になりました。
私がフィンガーフードに興味がわいたのは、私が作りたい料理が「五感が喜ぶ」「脳が喜ぶ」料理なら美しいことこの上ないフィンガーフードはピッタリだと今更ながら思ったからです。
時々書いていますが、人間の味覚は「見た目」、視覚にかなり影響されます。
ニューロガストロノミー(Neuro Gastronomy) =神経美食学の書籍ではかなりのウエイトで美味しさを決めるのは臭覚と書いていますが、私が日々感じるのは「視覚の影響」です。
もちろん神経美食学でも視覚の影響は語られていて、特に「色」から人間が受ける影響の大きさを説明しています。
私が器を大事に思うのも、この辺りからきています。
できた料理をどんな器に入れるかで、見た目の美味しさがかなり変わって見えるからです。
「さぁ、食べよう」と思ったとき出てくる料理がタッパーやパックに乗ってくるのと、
料理を引き立てる器に盛りつけられた状態であるのとは気持ちの部分では雲泥の差だと思います。
生きるための「エサ」と楽しむための「食事」くらいの差があるように思います。
京都で予約の取れない日本料理店のささきさんも自分のお店を「ここは食べるだけでなく、舞台のように楽しむところ」と仰っていました。
今日はどうでしたか?とご挨拶に来てくださる時も「美味しかった」と言われるのは失敗、「楽しかったです」と言われることが大事とも仰っていました。
あと、食卓が華やかだと会話がはずみます。
例え80歳を過ぎた高齢者でも、見た目を意識した料理を出すと喜びます。
楽しそうにしているし、「これは何?」など目新しい食材の名前や薬効を聞いてくるので脳の活性にもなっていると思います。
また、食べるという本能的な行為をしているとき、自然と心もオープンになることが多いです。
話して心を解放、カタルシス効果も心の状態を安らかにします。
「同じ釜の飯を食べた仲間」というフレーズも付き合いの親密さを表現するときに使いますもんね。
なので私は、「めんどくさい」と思うことも多々ありますし、
カプセル飲んだらおなかふくれるとかないかな~と昔見たアニメのストーリーを思い出しますが、
2日ほど不摂生した時の体の変化を思い出すと、冷蔵庫の扉に手をかけている次第です。
そんな私が料理を作って薬膳の話、心の話、その他いろいろ味わって頂くのが脳活薬膳ランチョンです。
いったい何をするところ?と不思議に思われている方もあるようですが、ま、食べながら脳を解放するとでも思って頂けたら幸いです。聞かれたこと、私のわかることならなんでもお話しております。
今月は「夏の薬膳料理」をベースに開催します。
料理は薬膳の理論で作りますが、見た目は皆さんの薬膳イメージとは違うと思います。
中華料理じゃないですし、熊の手とか、マムシとかも使いません。
フツーのスーパーにある食材と、ちょっと薬膳食材を使います。薬膳食材もこのご時世ネットでいろいろ売ってます。
今回はアラヤシェフに教えて頂いたアイデアを薬膳風にアレンジし、召し上がって頂こうと思います。
きっと、カラフル料理になると思います。
脳活薬膳ランチョンは6月30日(日)12時から開催します。
只今珍しくお申込みが0なので、6月26日を受付最終日とさせて頂きます。
ご検討中の方は626までにお申込みくださいませ。
なんちゃってアラヤシェフが味わえるかもです(汗)
お申込みはこちらから、またはラインやメールでもお受けしております