先週から私はベッドの住人だった。
熱は40度を楽に超え、24時間咳が出続け、頭を5ミリでも動かすと釘を刺されてえぐられるような頭痛がやってくる。この生活が4日間。
これってコロナ?っと思いつつ、なんとなく違うよな。結果は違ったのだけど、寝込んだからこそわかったことがあるので備忘録として書いてみることに。
まず、一番思ったのは、、、
健康に良いことはそこそこ健康な時にしかできない
普段、薬膳や環境を整える方法をお伝えしているが、いずれも、そこそこ健康であること、もしくは面倒を見てくれる人がいることが必要だと気づいた(今ごろにすみません)
具体的には、救急車に搭載されているオゾン発生器がうちにはあるが、目の前にあるトイレまで行くのがやっとの体力ではどんな良いマシーンがあっても取りに行ってコンセントにさして、という活動ができやしない。
体に良いドリンクも、薬も、ビタミン剤も、その他いろいろ、一般家庭にない良さげなものはたくさんあるが、飲んでも咳で受け付けないから意味がない。
見かねた母が何かをしてくれようとするのだけど、
コロナ不安があったので母との接触は絶対に避けたく、近寄るな宣言をしていたので実質ひとり暮らしと同じ状態になった。
何も食べられない、動きもできない、そんな時、何ができるか考えたら、やっぱりイメージすることになった。
結局はイメージ
水銀風の体温計が上限に達したとき、私は岩盤浴に入っているイメージをした。
この熱は感染症によるものでなく、私の身体を、免疫力を高めてくれるものなのだとイメージした。
ここを出ると、冷たいドリンクが待っていて、風鈴の音なんかがなっていて、デトックスできた~~とご満悦な自分をイメージした。
頭痛は、何かのアトラクションの罰ゲームか、気のせいなのだと思うようにした。
結果、穏やかな気分にはなったが、咳だけはイメージで克服できなかった。
一番効いたのは、ツボ押しと定期的にお湯を飲むことだったかもしれない。
私は止まらない咳をしながら、時々百日咳や咳で肋骨にひびが入る人の顔が浮かんだ。
なんか、薄っぺらいアドバイスしてすみませんでしたと心の中でお詫びした。
缶詰・レトルトありがとう
普段からお気に入りの缶詰はストックしているけど、今回ほどありがたいことはなかった。
調理するなんてとんでもないので、私は部屋でそのまま食べれるもの限定の食生活になった。
助かったのはツナ缶。
それと、永平寺の白粥。あれ、サイコー。
ただ、ものすごく体力がなかったので、困ったのは開封。
ツナ缶を開けるのに15分かかった。プルトップなんだけど、あけられない。普段はパキッとあけるのに、頑張ってもびくともしない。
食べるって、こんなに大変なことなんだと実感。
健康って大事と実感。
体温計は電子がいい
こんなことになるちょっと前、私は『電子体温計なんていい加減だ!』と探しまわして水銀風の体温計を買っていた。
測定に時間がかかるけど、正確に測った気がしていい気になっていた。
今回も、これで正確に測れるぞっと喜んだが、、、
ツナ缶があけられない私に、最後まで振り切った液体金属を最初に戻す力はない。
何度か渾身の力を込めて振ったけど、1ミリだって下がらない。。。
こんな時は、多少の誤差よりも手軽に測れることが一番と実感した。
安物の検温君、ありがとう。
そして、張り切って見つけて買った液体金属体温計。
ケースに直す気力がなく、机の上に置いていたら自分が置いた熱いお湯のカップにあたってひびがピン。
なんと短いお付き合いをありがとう。もう買わない。
一番大きな気づき
私は3月の末から新しい試みを行っていて、それはもう結構真剣に。
生活を根本的に変える試みで、すっごくエネルギーを注いでたけど、
それ、間違っているよと教えてくれたお知らせだった。
うわべのことしか見ておらず、本当に大事なこと、自分が20年言い続けたことがおろそかになっていた。
行動しながら、何か違うよな~と薄々感じていたけど、
今回のことで体が『違うやん!』『そっちじゃないよ!』と教えてくれていた。
寝込みながら、私は体に聞き続けた。
何が間違っているの?今までしたこと、正解ならこんなことにならないよね?と。
で、新月にわかった。あららっと。わかってよかった。
やはり自分のことは自分に聞くのが一番だ。
自分の声、もっと聞こう。
最後に、この期間に予定を変更していただきました皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
お優しいお言葉を賜り、ありがとうございました。
こんな大デトックスをした私が開催します薬膳デトックス会。
お席があとお一人ございます。
この会は薬膳ランチョンとはちょっと異なります。
焼きそばは出さないけど、、、こんな感じで皆さんの前で作ってわける感じの料理で
心とカラダのことお話できたらなって思います。
もちろん、質問されたら答えますが、皆さんの中にあって、出そうになっているものとか出してもらえる機会になれば幸いです。
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