突然ですが、私は添加物や化学調味料が嫌いです。
お仲間にも、「リトマス試験紙」と呼ばれる方がいます。
その方は、添加物入りのものを食べると即、体に反応がでるのです。
しかも・・・以下は食事直前、食事中の方は食べ終わってから読んでください!
なんとその方、体に合わないものを食べたとき、合わないものだけを出す(吐く)ことができるんです!
例えば、天ざるそばを食べる。
天ぷらの油がNG。
となると、普通ならぜ~んぶ吐いちゃいますよね。
でも、その人は、天ぷら油だけ吐く、ことができるんです。そばはそのまんま胃の中に。
それ、すごくないですか?
今でも奇人変人とかいう番組があったら、即推薦しちゃいます。
で、その方と3人で食事に行くことになり・・・困ったのはお店選び。
普段、私が美味しいお店と思っていても、リトマス試験紙さんにはNG材料が使ってあるかもしれません。
リトマスさんのチェックに合格する可能性が一番高いのは私が自分で作ったものくらい。
でも、それは無理。
で、リトマスさん以外の方とお店選びを検討していたのですが、もう万策尽きた私は、本人に決めてもらうしかないと思いました。
結果、リトマスさんがひとつのお店を選び・・・そのお店のサイトを見たのですが、どうみても、無添加で作っているようには見えません。唯一の目が行く点は「農家直送」というキーワードのみ。
サイトを見た瞬間、まさか、「農家直送という言葉だけに惹かれたんじゃないだろうな?」と思いましたし、「これ、絶対失敗するぞ」っと思いましたが、もう失敗しようが本人が選んだんだから「自己責任」と決めその店を予約しました。万策尽きて面倒になっていた私(笑)
当日お店に着くと、メニューを見るなり「添加物満載だわ」っと思うものがずらり。
しからば、焼いたり切ったりしただけのものならいいだろうと思いきや、タレや醤油にも反応するリトマスさん。米、野菜、魚、しょうゆ、出汁、酒、ぜ~んぶ愛のない添加物入りで、私たちは完食できるものが何もありませんでした。
で、リトマスさんに「いったいなぜあの店を選んだのか」詰問してみたら、
やっぱりキーワードは「産地直送」しかも、「産地直送」のみで検索したと言います。
120%あきれ顔になる私。
だいたい、産地直送が本当でも、届いた野菜を調理するのが店の仕事。いくら無農薬野菜であっても、添加物まみれで作られたらダメでしょう。
なのに、リトマスさんは「産地直送」ひとつで絞ったとのこと。
でも、私たちが探したキーワードは「無農薬」「無添加」「オーガニック」「安心」「化学調味料不使用」
当然、出てくる店が大違い。
でも、私の案に同意がなく、別の店を選んでこられたので、「はい、じゃ、あなたの選んだそこにして」っと思って予約をしたのですが、、、入店5分でリトマスさんを猛攻撃。もう絶対今度から店は私が選びます宣言をして、翌日の朝も、「昨日の店のお蔭で私の大事な夕食が台無し」とたっぷり責めさせて頂きました。
こんな風に、お店一軒探すのにも、キーワードが大切になってきます。
探される方も、キーワードが大切です。
私のブログの「ワインエキスパートへの道」これは、3年ほど前に書いた記事ですが、未だにソムリエ試験受験シーズンになるとアクセス数がびゅ~んと伸びます。それを見て、「あ、今受験シーズンなんだ」っと気が付くほどです。
私のところに「起業したい」という方がちらほらお越しくださいます。
みなさん、素敵なことを広げていかれる方ですが、「キーワード」になる言葉を選ぶのに苦労されます。
何で探して欲しいのか、何で探したら効率よく見つかるのか。
発信する側も、検索する側も、とっても大事だと、添加物ご飯で実感した次第です。
今はほとんどの方が世界中に発信することが可能な時代になりました。
ぜひ、発信する方は、このキーワード、大事にして頂けたらと思います。自分にも言ってますけど!