先日から写真を習ったり、漆喰塗りを教えてもらったりしていますが、いずれも「学ぶ」って、マネすることから始まるんだなって痛感しています。
というのも、写真教室で教えてもらった写真が上手になるポイントに、こんなのがありました。
「自分が好きな写真をたくさん見ること」
先生いわく、写真はセンスで撮るもんじゃない、「いい写真、好きな写真を見て、まねて、上達していくんだ」と。面白かった先生の言葉に「写真なんて、パクリパクられです」というのもありました。
また、漆喰塗りを教えてくださった沙智子さんも、私好みのテイストをどんどん提案してくれるので、どうしてそんなにいろんなことを知っているのかを聞きました。
すると、「世界の街並み」や「海外の住宅」などの写真集をたくさん見てるからです。と仰いました。
なので、私もこの写真。好きな写真を見つけてきて、小道具なんかも入れてみましたが・・・
なんだか、化粧を習いたての人が「極楽鳥」や「おてもやん」みたいになっている写真に思えてなりません。。。
そこで、「守破離」という言葉を思い出しました。
みなさんは「守破離」ってことば、ご存じですか?
漢字だけみたら呪いの言葉みたいですよね。海外の方がタトゥで選びそう(笑)
この「守破離」
=「しゅはり」って読むんですが習い事などの三段階を言ってます。
簡単に言うと、
「守」は、師匠の真似をして基本を覚える。
「破」は、師匠に習ったことに自分のエッセンスを入れてみる。
「離」は、師匠の教えから離れて、新しく自分の世界を確立する。
これも、最初は師匠の「まね」から始まると言ってます。
まねるって、学ぶと同意語だったりしますもんね。
料理も、写真も、習ってすぐできるってものじゃないんですよね。
ぜんぜん料理をしない人が、未来日記に「毎日曜日はセレブな友人をよんでホームパーティをしている」なんて書かれます。
「いつ料理するの?」て聞くと、結婚したらって答えます。
結婚したら、すぐに日曜日やってきます。
セレブな友達が気に入る料理を作る、見た目もよくする、喜んでもらう味にする。
これ、そんなにすぐにはできません。
きっと、私の写真のおてもやん状態になると思います。
守破離という言葉が教えるように、学びには三段階あり、めんどくさがりの私ですが、なにごとも上達するには経験値を増やすことなのだと実感です。
ちなみに、写真教室に通う友達が教えてくれました。
「写真はシャッターを切った数だけうまくなる」
私も、写真も料理も頑張りま~す。