こちらのお菓子。葛を新しい形で提案されている「ゆるり」さんのほろっと葛ぼーる。
ちまたにあふれる抹茶味とは違い「大和茶」の風味が新鮮で気に入りました。
基本的に甘いものがあまり好きでなく、養生的にも避けている私ですが、最近は身体に良くないものを「入れても出せる体」を作りたいと思っています。
以前、白砂糖は体を冷やす、中毒性がある、脳に悪いなどと聞き、砂糖を避けて避けて、毒薬のように思って生活していましたが、ある時、フードコーディネーターの先生に言われた言葉にウッとなりました。
「お菓子を砂糖なしで作るなんて限界があります。少量くらいいいのではないでしょうか?」
確かに、当時の私は砂糖を使わないデザートを食事会で出すことで、レパートリーの限界に来ていました。デザートはなしにしようかと思ったこともありました。でも、、、デザート、出すと喜んでもらえるし、食事がなんだかしまるんですよね~デザートって、不幸な時はあまり食べないシロモノですし。(とはいえ、白砂糖や砂糖はほぼ使っておりませんが。)
次に、薬膳を学び、「体を冷やした方が良い時はあえて白砂糖を使う」という考えを知りました。
また、別のお料理の先生に言われた言葉も心にとまりました。
私が、「●●は体に良くないのではないですか?」と聞いた時のことです。
先生の答えはこうでした。
「300歳まで生きたいならダメだと思いますが、そうじゃなければ少しくらい良いと思います。」
なるほど、平均寿命も生きたいと思っていない私が気にすることじゃないかっと広く考えらえるようになりました。
「これダメ、あれダメ」が過ぎると、皆さん同じような感じになっています。
柔軟性って大事だなって、思い知らされる場面があります。
なので、私は食事に限らず、悪いものを「入れても出せる」を目指していきたいと思っています。
無菌室で暮らすことができないように、いろんなものと上手に付き合いたいと思います。