いきなりですが、この写真の私。姿勢が悪く猫背感満載です。
この秋、久しぶりに「歩き方」や「姿勢」を習いました。
毎週のレッスンなので、当然1回目より5回目の方が姿勢も良くなるし、歩き方も安定します。
歩くとき、どんな点を注意したらいいのかもわかるし、立ち姿でチェックする点も知っています。
でもでも、知っているとやっているは大きな違いがあるのです。
どうすれば姿勢が良く見えるか、教えてもらったので意識すればできます。でも、意識してできるレベルでは、他のことに意識がいっていたり、ふいに撮られた写真を見ると浸透してない様子が手に取るようにわかります。
「やったことがある」と「やっている」とは雲泥の差があります。
「知っている」「やったことがある」では、習慣化されていないので本人のできている意識よりも実は低いレベルになることが多いように思います。
先日も歩き方の先生とマンツーマンで話しているときは姿勢について褒められたのに、先生ともうお一方の3人で話している時、「前のめりになっていましたよ」とご指摘を受ける始末。
確かに、話に夢中になり、姿勢のことなんて忘れていました。先生と二人の時に持っている緊張感が消えていました。
意識しないと忘れるってことは、浸透していない証拠です。
「幸せを引き寄せる考え方」も同じ。
どうやったら欲しいものを引き寄せられるか、方法をお伝えした方がうまくいってないと感じるとき、お伝えした方法を「やっていますか?」と聞くと答えはこうです「やっていません」
こちらもご自身に浸透していないから起こる現象です。
浸透している人は、生まれつきの能力が高いのではなく、反復の力によるものが大きいです。
まさに、継続は力なり。
「できない」と自分にガッカリしたり、落ち込んでいる人は、「できない」のではなく、まだ「できる」「できない」を判断するところまで行っていないだけかもしれません。
厳しい言い方ですが、この話も共通点があるかもしれません。
会社勤めをしているとき「スランプです」と言った新人が、上司にこういわれていたことを思い出しました。
「スランプという言葉は、能力のある人間が一次的にできなくなる状態をいうのであって、最初からできていないお前に、スランプなんて言葉は使わせない」
いかがでしょうか?
そろそろこのブログを書き終わろうとした今、私の姿勢は立派な猫背になっていることに気づき再び反省です。