子供の頃、好きだったストーリーは大人になったあなたの性格にも影響しているってご存知ですか?
私の好きな童話はこちらの人魚姫。
3歳くらいに買ってもらった絵本ですが、未だに私の本棚にあり、絶対に捨てない本であり、どの本よりも私が持っている人魚姫の絵が気に入っている大のお気に入り。
ストーリーはご存じですよね?
こんな風に、嵐の中、命がけで海から助けた王子は、別の女性が助けてくれたと勘違い↓
なんとか王子に近づきたいと、魔女に頼んでご自慢の美声と交換で人間の足をもらいます。
結局、「助けたのは私」とも「愛している」とも言えず、王子さまは別の女性と結婚します↓
で、見かねた人魚の家族から、王子を刺せばもう一度人魚の世界に戻れる剣をもらうのに、人魚姫はそれができずに海に身を投げて泡になってしまいます↓
物語はここでおしまい。
こんなストーリーが大好きな私のテーマは「自己犠牲」
私が我慢すればいいんだっと思う傾向を持っています。
でも、先日、TAの先生から言われたんです。
人魚姫が好きな人は自分の手柄を最後にはポンっと人に渡してしまう
確かに、私は自分の実績や功績をアピールすることが苦手です。
ただ、自分の手柄を人にあげることが思い当たりませんでした。
しかし、今日はバッチリ人魚姫。
というのも、今日私が喪主をつとめた葬儀、私にとってはあまり縁のない人でした。20年以上会っておらず、その人のお蔭でうちの両親は大変しんどい思いをした人でした。その人にはたくさんの兄弟がいるけど、全員に嫌われていて絶縁状態。危篤の知らせもスルーで、葬儀も欠席。。。
結果、私が喪主の挨拶まですることに。
今日、無事に納骨も永代供養もすませ、ご兄弟に連絡。連絡する理由は、本人に兄弟が受け取る権利のある財産があるからです。
すると、財産の受け取り方がわからないとのこと。どうしたらいいのかを聞かれ・・・
こんな段取りで話を進めれば良いと、見知らぬ相手に方法を教えながら・・・これって立派に人魚姫だよなっと大実感。
TAの先生のお顔が浮かび、「自分の手柄は人にやったらあかんねんで」と言われた言葉を思い出しました。
同時に、私は何かしないと何かをもらってはいけないと思いがちだけど、
何もしなくても、もらうものはもらうって考えもありなんだなとも勉強。
ま、勉強したからって、自分がやりたいとは別だけど、これからは人魚姫の良いところだけあやかろうと思います。人魚姫の良いところって、私が思うのは美声とあの優しい心。
私も美声と優しい心を持つ人になれるよう頑張ります。
脱・人魚姫症候群♪