アレルギーの季節はちょっとでも発酵食に触れたいので、お彼岸の帰り京都の一の傳さんに行ってきました。
まずは前菜の盛り合わせ。パッと見ただけで春がいっぱい。どれを食べても美味しいときています。
次は、蛤真丈。お出汁が蛤だけじゃなくカツオも入っていることで一層美味しく感じました。今度潮汁を作る時かつおだしも足してみようとお勉強。
下は蓮根餅。懐石料理でよくでる蓮根饅頭は小食の私にはパンチありすぎて嬉しくないのですが、こちらの蓮根餅はライトで後にやってくる料理のボリュームにおびえることもなく頂けました。菜の花の上に蝶々が乗っているところも「ザ・春」この演出が目と心に嬉しい、これが眼福です!
で、お次がメインの銀だらの西京漬け。もう、とろける触感と上品なお味ご飯がすすむくんです。もちろん、ご飯はツヤッツヤの丹後産コシヒカリ。土鍋で炊いたものをテーブルに運んでくださいます。添えてあるリンゴのおつけものも美味しい。このピンクは私の大好きなビーツによるものです。
デザートは、マンゴープリン。マンゴーをたっぷり使われているのに、よくある濃厚マンゴープリンじゃなくとってもあっさりしたころ合いに感動。私の中でマンゴープリンと言えば、さんざん中華料理を食べた後にやってくるスプーンを入れるのにグンっと力を入れなければならない濃厚なパンチあるデザートでしたが、こちらのマンゴ―プリンでイメージ好転です。
一の傳さんのお食事処は二階ですが、一階はいろんな種類のお魚の西京漬けが買えるショップです。帰りにキングサーモンとサバ、かれいを買いました~食べるの楽しみ、でも、西京漬け焼くのヘタクソ。
こちらのお店を教えてくれたのはお世話になっているアトリエサリュさんで、「このお彼岸に行こう!」と思わせてくれたのはサリュさんにご紹介頂いたCさん。たまたまのリンクで勝手にご縁を感じてしまいました。お二人に感謝。
一の傳さんはありがちなお昼休憩もなく通し営業。コインパーキングも近くにあるので車でも行けます。2階へはこっそりエレベーターもあるので高齢者でもOK。でも、予約でいっぱいって日もありますので予約がお勧めです。
お店の迎えにある紅茶専門店もいい感じでした。雨に降られましたが良かったです。