先日受けた遺伝子検査の結果がやってきました。はじめての体験。
85歳以上まで生きる可能性だけでなく、アルツハイマーになる可能性、かかりやすい病気ベスト5から、鼻の高さまで書かれています。
遺伝子検査は前から気になっていました。理由は、健康診断や人間ドックは良い結果が出ても一時の気休めにしかならないからです。もちろん、個人的な考えです。
私の父は、ある日突然倒れ、検査したら末期がんで余命2カ月宣告。54歳であっけなく死にました。
倒れる前日まで元気だったし、何を食べてもうまい!と言ってたし、いつもの健康診断でも結果は良好でした。
なのに、末期がん。。。父をガンで亡くして、気をつけていたのに今度は母がガンに。人間ドックに行くたびに家族の病歴を聞かれ、答えているうちに私はガンで死ぬんだと思うようになりました。(ガンは珍しい病気で不治の病だったころの話です)
その後、ガンは珍しい病でなくなり、医学も発達したけど、それでも私は40代の同僚や同期をがんで亡くしています。なので、私も長生きするきもしないし、どうせガンで死ぬんだろうと思っているところがあるから、検診やドックの結果を聞くときは悪しき結果を言われると覚悟します。でも、毎回、言われることは意外に健康で、数値も同年代の人よりはるかによく、私の覚悟は無意味なものになっています。
でも、安心できない。だから未病を防ぐために薬膳を実践しています。自分が健康でないと、夢なんて描けないし、誰かの役に立つこともできません。
長生きしたいと思わないけど、健康ではいたいと常に思っています。
昔から、自分は長生きしないと思っていたけど、こんな歳になり、父ならあと少しで死んじゃうんだと思い、家の中片付けようなんて思ったりもするけど、相変わらず「明日しよう」の繰り返し。
ただ、佐藤富雄先生みたいに亡くなる直前まで仕事ができるなら、いつ死んでもいいけど、ちょっとドキドキで見た結果は私が85歳まで生きる可能性は高いとのこと。。。ふ~ん、生きるんだっとちょっと意外。
納得だった結果は、病気になる可能性が高いベスト5の病名。
中医学の見立て通り、肺と腎の病だらけ。なんとベスト1は、ガンではなく、「喘息」でした~そういえば、おじいちゃんも喘息で死んだよな~と思ったり。
で、ベスト2は「アトピー性皮膚炎」
わ!これも中医学では「肺」の病。
なんでもかんでも皮膚がかぶれるのも肺のバリア機能が弱いせい。この前も名古屋で、お店には猫はいないのに、店主の方が猫を飼っているだけで猫アレルギー発症。1日中鼻かみながら名古屋見物。家に帰っても3日は赤い顔して鼻かんでました。はい、これも「肺」
で、この中に「腎」の病もあり、まさに、私の見立て通り「肺」と「腎」の養生が必須に。
今朝も真っ白な白きくらげ入りの雑炊作って食べました。
これを機に、さらに食養生しようと思う私。
遺伝子検査の結果がどこまで精度があるのかわからないけど、何を気をつけて良いかのチェックにはなりました。あと、薬膳料理を作る参考にもなりました。自分を知るテストみたいで面白かったです。
ちなみにアルツハイマーになる可能性は低かったけど、脳の海馬が小さかったのはショック(笑)