目で食べてる、ちょっと変な表現ですが、詳しく言うと、
人は食べ物の味を判断するのは8割が視覚だというデータのことです。
ようは、美味しそうに見えたら、美味しいと感じるのです。味覚って、いかに曖昧かってことです。
あと、私の料理を食べてくれたことがない人から、料理上手の評価を頂くことが多々あります。
でも、あなたは食べてないじゃないか!と適当なことを言うなとばかりにいうと、「あの外見がマズいわけがないっ」と言い切られます。
ふ~ん、適当~って思いながら、私も料理本を見ては食べてもないのに美味しそうに思っているなと納得でした。
また、実体験では、私がワインエキスパートを受験する際に体験した実験にいい例があります。
ある液体を真っ黒のグラスに入れてもらい、目を閉じて、鼻をつまんでその液体を飲むのです。そして、その液体がなにであるかを当てる実験です。
その液体を飲んで、私の回答は「甘酒」でした。
でも、正解は「つぶつぶオレンジジュース」
結果を知って絶望。ちょっとばかし、自分の舌に自信があったのにこの二つを間違えるなんてすっごく屈辱でした。味を決めるのは視覚要素が8割と知っていても、この結果は心が折れました。
テレビの格付け番組でも、目隠しをして口に入れたものを当てるクイズがありますよね。あれ、見てるとなんでわからないのだと思いますが、ホント、目隠しされるとわかりません。
だからってことはないのですが、美しいもの好きの私は、料理も美しいものが作れるようになりたいと切に願っています。
できるだけ美しく、美味しく、体に良い食事を作りたい。食卓を楽しくしたい。これは私の永遠の目標です。なぜなら、楽しく美しい食卓は良い人生を送ることとつながっていると思うからです。
ただ、以前クライアントの方が言った「茶色は裏切らない」という言葉も名言だと思います。
意味は、茶色のおかずはご飯に合うし、美味しいものが多いってことです。確かに、日本人の好きな味が多いですよね。でも私はあえてカラフルにしたい。美的な料理を作りたい。でも作れない。う・・・悶絶。
こんなに悶絶中なのに、先日大丸神戸店でアンバサダーをつとめるメンバーに集まって頂き、薬膳ランチョンを開催しました。
みなさん、テーブルコーディネーター、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー、建築士などでご活躍の方なので、当日はすべてが実技試験の受験生気分。
もっと普段から鍛えないとっと心に誓う私です(って言いながら、自分ひとりだとついサボってしまう・・・)
でも、優しい皆さんはブログでほめほめに書いてくださいました。また私の成長を見て頂くため、第二回目として集まって頂けることを願うばかりです。
テーブルコーディネーターのMacory先生のブログ
整理収納アドバイザーのはやしあき先生のブログ
ちなみに、5月の脳活薬膳ランチョンは満席です。次回は7月。予定は15日ですが、もしかすると29日に変更になるかもです。(今日明日に決まります)
画像はご参加頂いたカルドマーニさんにお借りしました。