秋には食べたい香り高いマツタケ。比較にならないほど国産がおいしいけど、価格もスペシャルでこんなに買ったら普通はびっくりのお値段に。
しかし、今年はありがたいことに山を買われた方がおられ、マツタケが取れるからと分けて頂きました。
自宅でこんなにたくさんのマツタケを調理したことがなく、どの食べ方がおいしくできるのかもわからない。しいたけじゃないから失敗は許されず、一品つづ別の食べ方でトライしました。
まずは焼きマツタケ。魚焼きグリルで焼きました。
なんだか急にビジュアルがしょぼくなる。こわごわ食べるもなんとか許せる焼き加減で安心。
次はこれまた作ったこともないお吸い物。
これもマツタケが木クズみたいな形になって残念なビジュアル。でも、しっかりマツタケの食感があり納得。
次、不安が高まりつつマツタケご飯にチャレンジ。早く食べたくて炊飯器でなくストウブで炊く。
見かけは別として、しっかりマツタケご飯♪国産ならではの香りに秋満喫。
で、残りのマツタケをどう食べるかを思案。焼きマツタケにちょっと疑問があり、今度はホイル焼きにすることに↓
こちらはホイルなのでしっとり。
この日はマツタケだけでおなかいっぱいに。自宅でマツタケづくしを作ったのは初めて。
山の中で地面をじっとみつめながら歩き、マツタケをみつけてからも丁寧に取ってくださる姿を思うとお言葉に甘えてリクエストしたことをちょっと反省。その分、美味しく調理しなければとドキドキのチャレンジでした。
こんな風に、食べ物が自分のところにやって来てくれる過程、特に、生産者さんとか動植物の命を思うと大事に頂かねばと思います。
ときどき、ブランド肉しかイヤだなどと言ってる自分がバカみたいと思うことがあります。大事な命をくれているのに申し訳ないと反省する瞬間です。
でも料理をするようになって、生き物に感謝する瞬間が増えました。
鶏肉でも、調理されたものを食べているだけの時は「美味しい」しかなかったけど、自分で作る機会が増え、買ってきたばかりの食材をまな板にのせたとき、「この前まで元気に生きていたんだな」なんて思うので命をくれていることにありがとうの気持ちがしみてきます。ちゃんと作らなくちゃとか、栄養にさせてもらいます、なんて浮かびます。
今回は収穫してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいでした。
久しぶりのマツタケづくし。2018年の秋満喫です。
こんなビジュアルの悪いマツタケ料理を見せときながら言いにくいですが、冬を元気に乗り切るための脳活薬膳ランチョンのお誘いを以下に↓
お席がまだ2名様ございます。
今回は春・梅雨・夏・秋と続けてきた薬膳レシピの最終編。
決まっている予定の最後です。11月11日。新しい扉が開く日に開催です。
ぜひいらしてくださいませ。
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