人気のルルベちゃん。自分を意識して作ったユリドール(いい歳してこっぱずかしいけど)
ところで、人形って目や鼻や口がついていて、人の形をしているので、セラピーの小道具にすることもできるってご存知ですか?
なぜ人形がセラピーに使えるかというと、人形には客観的に見る視点を持たせてくれる効果があるからです。
まぁ、人形がなくても客観的には見れますが、あった方が良いと思う場面は多々ありました。
そこで今日は人形は使いませんが、悩みの解決法のひとつを書いてみます。
悩んでいるときは自分のことばかりにフォーカスし、自分独自の答えを出してしまいがちなんですが、他人に投影したら解決することっていっぱいあるのです。
例えば私の例を書きますね。
私は、自宅の1室を仕事場にしていますが、住所に「山」がつくだけあって坂の上に位置しています。
駅からの道、見上げるとうんざりする坂があります。モノレールなら徒歩7分、阪急なら徒歩14分なんだけど、あの坂を上って来ていただくかと思うと申し訳なくて申し訳なくて。。。イヤだろうな、うんざりだろうなと申し訳なく思います。
最寄り駅にはタクシー乗り場もありワンメーターなんだけど、タクシー乗るのなんて嫌だろうなと思います。
でもでも、別の視点で見ると、私が喜んで通うお教室の多くは正直もっと不便です。バス便のみとか、最寄り駅なんかないとか、うちより厳しい坂があるとか。
それでも嫌だと思わず私はイソイソ通っていました。
そして、その先生も、申し訳ないなんてオーラは全くありません。来ている方も大雨の日でもバスを待ってお越しですがそれを苦痛と思っている様子はありません。
先生によっては、申し訳ないどころか、この坂を上がってくるから私に会ったときは喜びひとしおなんだという方もおられますし、バスがあるわよ!と便利がる方もおられるし、タクシー乗り場があるから問題なしっと笑顔で明るくおっしゃいます。
私もそれについて同意できるし、行きたいから行くんだ、行く価値があるんだと思っているのに、自分のことになると「申し訳ございません」と頭が下がります。
これって、明らかに自分の世界に入っていますよね?
自分はダメだけど、他の人はOK.
他の人がOKなら、自分もOKでいいですよね?
他にも、こんなパターンがありました。
友達の誕生日。約束していたのに私は体調を悪くしました。
2人で会う約束をしていたので私が断るとその人は一人で誕生日ディナーを過ごすことになります。
私のように自分の誕生日を祝ってほしい熱がないタイプなら良いのですが、真逆なタイプだとそんなことはあり得ません。
私は薬局へ駈け込んで、まるで精力剤みたいなギラギラした箱のドリンクを一気飲みして向かいましたが、帰ってからさらにひどくなって大変でした。
これも・・・良かれと思ってしたことです。最善と思って自分が選んだ選択ですが、もし、これが逆の立場なら、こんなことをしてもらっても嬉しくはありません。
そんな無理しないで寝ててくれたらいいのにって思うし、申し訳なくも思うし、また元気になった時でいいのにって思います。悪いことしたなと思うだけで、いい気なんてしないでしょう。
なのに、逆だとやっちゃうんですよね。これも、自分と他人で判断を分けています。
こんな風に、自分の悩みや問題を他人の視点で見ると解決することが多々あります。
良いアイデアがでることもあります。
友達になら言えるアドバイスは、人のことだからどうでもいいと思うのではなく、その人にとって最善と思うことを言っているはずです。
もし、自分が何か悩んだときは、友達の悩みならなんというだろうと思うのもおすすめです。
先日も私が二者択一で迷ったことがありました。私の中では浅田真央さん風に言うとハーフハーフでした。
でも、選択する前に、私の親友ならこの選択肢についてなんというだろうと考えました。
私の頭に浮かんだ答えは、「迷うまでもない、絶対にこちら」
言われてみたらそうでした。
脳って、状況に簡単に騙されちゃうんですよね。
だからいいように騙すこともできるんですけどね。
ぜひぜひ、迷ったときは苦しまずにまずは「客観的に」のぞいてみてください。
きっと、目の前が少しは明るくなると思います。
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