クライアント様のお悩みを聞くと、
「なぜそんなに怒っているのになかったことにしているんだろう」と思うことがあります。
でも今朝、怒っている状態から諦めるという感情の変化のプロセスを体験し、あの方がおとなしく耐えているのはこういう感じなのかと思うことがありました。
実は、クリスマスに届くようにと郵便を出していました。
しかし、いっこうに届かない様子でどうしたんだろうと思っていたら・・・私が出した郵便が自宅に舞い戻ってきました。
出先から聞いた私は「住所を書き間違えたんだろうか」と思いましたが、もう何度もお送りしている方なので間違えるはずもなく頭の中に不思議がいっぱい。
自宅に帰り慌てて住所を確認するも間違いなし。
ご本人にも確認するもこれまた間違いなし。
慌てて郵便局に問い合わせ。
担当局に聞いてくれと言われ教えられた番号に電話。
連絡が取れると言われたのにも関わらず、営業時間外との機械の声。
しかたがないので朝一番に電話をかけるも、話し中の連続で40分かけ続けてやっと話せる状態に。
かくかくしかじかと話、調査してもらい返答が来る。
なんと、「こちらは正当な処理をしたので間違いないです」
え??正当な処理って、何?と聞くも、
「正当な処理は正当な処理です」と。
続けて、正しく書いて出し直してもらうしかないという。
頭の中にまたまた不思議がいっぱい。住所が合っているのに、正しく書いて出せとう意味が分からない。
この時点で怒り心頭。
間違っていないものを正しようがなく、またまた同じ住所を書くしかない。当然、同じ住所なんだからまた間違っているという話になって郵便が帰ってくるのではないかと聞くと・・・
返事は、「可能性はありますね」
さらに怒りは増幅。
では、私は郵便が届くまで出し続けるのですかと聞くと、「そうですね」
「へ・・・郵便って当てもの?」
今まで何度も送っていて届いており、届かないのは今回が初めてなのだというと、これまたビックリするお返事。
「過去のことは知りません」
「へ・・・履歴は過去扱い?」
こんな不毛な会話の最後は「これ以上は個人情報」という役所の切り札を出してくる。
それでもヤイヤイ言うと、「では、ご本人からこちらに電話してください」という着地点。
朝からムカつくので解消のためにウォーキングへ。
歩いていてポストを見ただけでも「郵便局ヘの怒りがフツフツ」
チッっと思うも、ふと聞きに行ってみようと銀行強盗張りの防寒スタイルのまま郵便局へ。
窓口の方に一連の経緯を話すと親身に聞いてくれ、「そんなひどい対応」と驚いてくれ、個人から問い合わせるより局から聞く方が進展するからと郵便物を持参するようにいってくれる。
例えば同じ住所を書いても、発送前に先方の局に連絡して、必ず届けてくれるように伝えてから発送してあげるとも。
この時点で怒りはおさまり、親切に対応してくれた方の慰めで同じ住所を書いて出し直してもいい気になってきた。
最初は、絶対出し直しなんてしないからな!と思っていた。
今は、もういいや510円だし、と思っておとなしく言うことを聞くつもりになっている。
510円でこんなエネルギー使いたくないという気持ちが勝ってきた。
だんだん、記憶が遠くなり、なんだか私が悪かったようにも思ってきてしまう。
ふと思う、これって、クライアントさんの気持ちと似ているよなと。
最初は怒っている。次に、状況を良くしようと精一杯頑張る。伝わらない心、変わらない現実に心が折れる。もういい・・・ということで折り合いをつけ、なかったことのようにして過ごす。
とっても似ているじゃないかと、あの人、この人の顔が浮かんできたりする。
怒ると疲れる。疲れると気力がなくなる。気力がなくなると「私が悪い」で片付けようとする。
結局、声の大きい方が勝ち、個人より大きな組織が勝つんだと実感。
正当な処理です VS 間違っていません
不毛すぎる私の年末の朝。
怒っている気持ちを諦めた方、本当の自分の声を聞いてみませんか?
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