急に思い立って開催した「夏の薬膳ランチ会」にテーブルコーディネートの先生でもあるMacory先生がご参加くださいました。
大先生にお越し頂くのは恐縮しましたが、アドバイス頂けるチャンスかもっという期待が勝って楽しみに。
さすが先生、私が食事をご用意している間に、ちょこちこっとアレンジしてくださり、
私のお気に入りアイテムをテーブルに並べてくださいました。
右の香水瓶は私が30年前にエジプトで買ったもの。
店内ぎっしりの香水瓶に惹かれて入ったものの、どれもお高くて唯一手の届いたのがこちらのサイズ。
割れないように必死で持って帰ってきた記憶があります。
使い道もないのですが、見るだけで幼稚園の頃から憧れだったエジプトを思い出すのです。
お隣のマゼンタ色の缶は中身よりも缶が気にいって集めているクスミティ。
フォトジェニックだから買おうと思った割にコーディネート癖がないのでほぼ登場せず。
それをこの度のテーブルで使ってくださいました。
赤いお茶と赤いスープとマゼンタの香水瓶と紅茶缶。
好きな色が並ぶテーブルは見ているだけで嬉しくなります。
同様に、好きなものに囲まれる幸せって感じられたことありますか?
お片付けや整理収納の話をしていると、お気に入りのものに囲まれて暮らす方よりも、
もらったから、
高かったから、
別に困ってないから、
捨てるの面倒だからっと、
好きなものに囲まれて、お気に入りの家に住んでいる方はごく少ない気がします。
英気を養う家が、心からくつろげる部屋が、好きでもないもので溢れ、意図せずやってきたものと一緒に暮らすって、目に見えないストレスがかかっていると思いませんか?
想像してみてください。
あなたがお気に入りの部屋で、好きなものに囲まれて暮らす生活。
それだけでも、仕事の忙しさや、細かい悩みなど飛んでいきそうではないですか?
私は好きなものとそうでないものがはっきりしているので、理想を追求するとすぐには欲しいものが見つからないことにもなりますが、
気にいって買ったものは30年経っても傍にいます。
好きなものに囲まれた生活なら、視界に入るのは全部が大好きなもの。
大好きなものが目に入るって、脳をとてもハッピーにし、心をワクワクさせると思うのです。(私はします)
逆に、「これ、ホントは要らない」って思うものが目に入ると、ドーンと気分が下がります。
本当は好きでもないものの処分に悩んだ時、私はこんな風に考えます。
もし、モノに心があるなら、「あなたのことは本当は好きじゃないけど、しかたがないから一緒にいてる」と思われたらいやだろうなと。
愛されてもいないのに、同じところにいるって辛いだろうなって。
居心地悪いだろうなって。
あとは、理想の自分ならこれを持っているか?と聞くのもより分けがしやすくなります。
まだ使えても、誰かにもらっても、理想の自分が持っていないなら、サヨナラする。
処分の仕方もいろいろありますし、快適な生活がくれる脳へのメリットを考えると、行動しないわけにはいかない気がします。
私もまだまだ大好きなもののみでは生活できていませんが、(一人暮らしにあこがれる瞬間)どんどんウエイトを高めたいと思います!