今月、テレビを見て思うことがいくつかあった。
誰の役にも立たないけど、書きたいので書いてみる。
◆首相辞任
長く続いた安倍政権が終わるとのこと。
政治の知識は薄いけど、安倍首相にはちょっとだけ興味があった。理由は、自分の旧姓と同じだからだ(漢字は違うけど)
なので、テレビで、「安倍がアホやから」とか「安倍は無能」とか言われるとなんだか自分を悪く言われている気がして嫌だった。(人は自分と似たもを好きになる習性があるから、名前が一緒なだけでも十分な共感ポイントになるのである)
アベノマスクとか嘲笑されているのも嫌だった、(マスクは臭くて嫌だったけど)。
いろんな問題があったと思うけど、最近の弱った姿を見るとお気の毒に思う。病で志半ばで辞するって、本当に辛いと思う。仕事って、ホント、最期まで全うしたいものだと思うから。
次に誰がなるのか知らないけど、見栄えのする人がいいなぁ。世界に出た時、日本の首相どこですか?え、あ、端っこで半分画面から見切れていた!なんて人になりませんように。
◆渡哲也さんの死去
まずはご冥福をお祈りいたします。
私には「西部警察」でのイカツイ刑事さんというイメージしかないけど、私が気になったのは最後のお別れができなかった舘ひろしさんの心境。
なんでも、舘さんは渡さんにものすごい心酔され尊敬されていたとのこと。
その人の最後に立ち会えないなんて、もうお気の毒すぎて仕方ない。
佐藤富雄先生が亡くなった時、葬儀は身内だけでと聞き私はとても辛かった。あ、お別れができないんだと本当に辛かった。
それが思いがけずご家族から葬儀に呼んで頂け、お骨上げにも立ち会わせて頂けた。先生のお骨を拾わせて頂けるなんて思っていなかったので本当にそうさせてくださったご家族に感謝した。
だから、舘さんが最後のお別れができないことがさぞかしお辛いだろうと思ってしまう。
それとは別にいつも思う疑問がある。
こういうビッグな方がなくなると、絶対と言っていいほど過去の人が顔を出す。
○○さんの妹分とか、○○さんとは家族同然とか。
たいてい、え??聞いたことないけど。と思う人が結構嬉しそうな顔をして話している。
私の想像だけど、ホントに仲良かったの?って思ってしまう。
例えば、今旬の人が出てくるならまだしも、テレビに出たくてしょうがないだろうけどすでに需要がない人が出てきてニコニコ思い出話を話している。
なんだか、、、売れないグラビアアイドルの売名と同じ匂いがしてしかたない。
実際、私の身近にもこの例がある。
ある日、書店で著者の肩書に「●●氏 最後の弟子」というキャッチの本を見かけた。
え?これ誰?と思った。最後を知ってる私が知らんけどっと思った。ふ~ん、こんな売り方もあるんだっと半分呆れて半分生き方の勉強になった。
「弟子って、言ったもんがちなんだ」と思ってしまった。
ちなみに、佐藤先生に聞いたことがある。
「先生、講座を受講して下さる方と、弟子はどう違うのですか」と。
先生の答えはこうだった。
「相手が自分を師匠だと思い、自分も相手を弟子だと認めた人。弟子とは、受講生よりも人としてのつながりがある人」
ようは、師匠と思うのは個人の自由だけど、弟子となるには師匠に認められる必要があるようです。
あ、張り切って書いたけど、話題はたったの2つしかありませんでした。
こんなよもやま話に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。