「過去の住人」
この言葉を初めて聞いたのは佐藤富雄先生からでした。
過去の住人とは、文字通り過去に生きている人のことを指していました。
この話が出たのは、会うたびに同じ話をしている人について話題になった時でした。
その方は、会う度に同じ話をするんです。
どんな話かというと苦労話。
私の顔を見ては、よくこの話題からその話を引っ張ってきたなと感心するくらいアクロバティックにいつもの苦労話にもっていかれます。
過去の苦労話をするということは、脳の中では「今まさに体験している苦労話」になっているので、あまり言わない方がよいと言っても一向に変わらず会う度に苦労話。しかもおんなじストーリー。
私は仕事上伝えないといけないことや、実行してもらう必要があるワークがあり、苦労話に時間を取ることはできないのでたまりかねたときは遮って本題を話すのですが、あからさまに不愉快な顔をされ投げやりな態度に一転。
で、また次回会うとすきを見つけて苦労話。
もちろんいつもと一緒の苦労話。
私が代わりにその続きを話しましょうかと言いたくなるくらいもう完コピできる苦労話。
もうお手上げで、佐藤先生にその話をしたとき、先生が仰った言葉がこれでした。
「あの人は過去の住人なんだね」
なんともぴったりな表現で納得でした。
その後も、その方は水を得た魚のように同じ苦労話を話され、最後にお目にかかった際も不平不満を口にしておられました。
一度しかない人生なので、過去の住人にはなりたくないですよね。
どうせ語るなら楽しい未来を語ってほしいです。
そうそう、「夢を語る」で先日楽しい思いをしたんです♪
私が習っているフランス語の先生が開催された初めての方対象の無料講座を開催されたんです。
先生はそのメンバーの方に「なぜフランス語を学びたいのか」をコメントすることが最初の課題だったのですが、それを読んだ時のワクワクした気持ち。とってもいいエネルギーを感じて幸せな気分になりました。
フランス語を学ぶ動機なのでこんな感じです↓
・ワイナリーに行って現地の人とフランス語で話したい
・フランス語の論文を原書で読みたい
・フランスのFB友達とフランス語でチャットがしたい
・パリで舞台を鑑賞したい
・一人旅をして歩きたい
・ショコラティエの学校に行きたい
・フランス語で和菓子の作り方を説明したい
こんな話が何十件もズラリと続くコメントを読んでいると、あ~いいなぁ~こんなことされるんだ~っとワクワクでした。
過去も現在も未来もぜんぶぜんぶ大事なんですが、
過去の住人でいるより、今ここに生きて、楽しい未来を描いて、元気で楽しく美味しく生きていけたなぁと思うばかりです。
yamashita yuri 情報
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