何かを考えたいときはここに来る↓
そして必ずこちらを頼む↓
和紅茶と抹茶ロールのセット。
この抹茶ロール。
抹茶好きではない私が好きな抹茶ロール。
なのに、今回はいつもは見かけない貫禄のある女性が満面の笑顔で言ってくる。
「こちらのケーキは生菓子に変更が可能でございます」
メニューに小さく小さく「和菓子もあります」と書いているし、何年も頼んでいるけどそんなこと言われたことは一度もない。
え、、、抹茶ロールでいいもんっと思うも、すぐにトレーに和菓子が3つ乗ったものが目の前に用意され面食らう。
和菓子の横にはかわいい模様の和紙に筆で書いた和菓子らしい名前が見栄えよく添えてあり、ひとつひとつ丁寧に中身と味を笑顔で説明してくれる。
大変美味しゅうございますという言葉も添えて。
私は自動的反射的に余計なことを考える。
本心はゆるぎなく抹茶ロールが食べたいのだけど、熱く説明してくれる人の顔が浮かんでくる。
そして考える。
きっと和菓子を頼んで欲しいのだろうと考える。だって、賞味期限、和菓子の方が短そうだもの。
つるつるの求肥、時間が経つとべっちゃりするから残ると廃棄になるでしょう。
だからいつもは見せないサンプルまで持ってきてくれるんだろうと推し量る。
思わず、食べたくもない和菓子を頼みそうになる。
が、「期待にこたえようとして無理をする」癖は変えようキャンペーンを昨年から一人でやっているので、グッと心を鬼にして抹茶ロールを頼もうと心に決める。ただ小心者の私は先ほどの方ではなく別の人と目が合うようにオーダーする人を選んで声をかけた。
無事、和紅茶セットを頼んだ(そもそも、何も言わなければ抹茶ロールがついてくるシステムだ)
が、なんと、運んで来てくれたのは先ほどの貫禄のある女性だった。
わ、全然意味ないオーダーする人選択。。。
ちょっとだけ、和菓子を頼まないことを後ろたく思ってしまったが、一方で分かっている。きっと、あの人は何も気にしていないことを。
勝手に私が慮って浅い逡巡をしていることを。
まさに俳句の先生がときどき仰る「独りよがり」だ。
期待にこたえようとする性格は、時に長所で、時に自分の足をひっぱる部分でもあると振り返る。
めんどくさい私。
yamashita yuri 情報
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