お勉強系の講座の継続、本人まかせと講師の意見と、どちらを優先することが良いのだろうと時々考えることがある。
例えば私のフランス語学習で言うと・・・
こんなコロナ禍でワクチンにも消極的な私がフランス語を学ぶ意味は、積極的に理想の人生を歩こうとする気もないのに潜在意識の活用法を学ぶのと同じくらい優先順位が低いことかもしれない。
フランス語のプライベートレッスンを受け始め、なんとか5月からレベル2に進むところまでやってきた。
が、ここまで来るのに「もうやめよう」と思ったことはちらほらあった。そんな私がレベル2に進む気になっているのは先生の指導者としての考え方のおかげに他ならない。
例えば、「もうちょっと自分でやってからレッスンをお願いした方が・・・」なんてことを言ったときは、「忙しい大人の学びは一人では絶対にやらないのでできていなくてもレッスンを受けてください」と断言。
レッスン回数を使い切ったので、あと一か月は自分でやりますと言ったときも、「ではあと一か月間、2回レッスンを追加してください。自分だけでは絶対進みませんから。あとで請求書送りますね。」と断言。(先生は受講料目的ではまったくない)
他のもっと消極的な生徒さんに対しても、先生は手綱を持ってグイグイと引っ張っていかれているご様子だ。
しかし、私がもし、私のような講師に習っていれば、とっくの昔に放り出し、三か月だけ勉強したことがあるフランス語、難しくってやめちゃったフランス語、苦い想いでのフランス語、になっているに違いない。
その理由は、受講生の方が言う↓
・最近忙しいから・・・
・また今度・・・
・もっと時間ができたときに・・・
・自分でやります・・・
などの発言に対し、私は「わかりました」としか言わないからだ。
でも、心の中では思っている。
「今でも忙しいと言ってやらないのに、自分だけでやりますか?」
「時間ができたらやるって、その優先順位間違っていませんか?」
「今やることが大事なのに」
「次回にしますって、次回の開催予定はないんだけど・・・」などなど。
しかし私のフランス語の先生は、私が最初に伝えた目的を把握して、あの目的があるのだから頑張りましょうと目先のことでなく先を指さして引っ張ってくれている。
時間がないと言っても、大人なんだからみんな時間なんてないです。だから時間を作って一緒に効果的にやることが大事なんですと絶対のポリシーを持っている。
こんな先生なので、根性のない完璧主義の私が挫折せずにレベル2に進もうという段階までやってきた。
だからこんな私でも、先生のレッスンを受けていたら、いつの日にかフランスで暮らせるようになっている気がしてならない。
反対に私は「本人が受けないって言うんだから仕方ない」と思って黙っている。
どうして黙っているのか?
「いらないって言ってるものを勧めても・・・」
「決めるの本人だし」
「営業と思われてもめんどくさい」
みたいな思考があり黙ってる。もうちょっと頑張れば結果がでるのにっと思いながら。
この話を昔ついていたコンサルに言ったことがある。
コンサルの一言に驚いた。
「それっていじわる?受けた方が良いってわかっていて勧めないの?」
私は想定外のいじわる発言に驚いた。
ま、こんな過去の話は置いといてタイトルに戻ると、、、
どっちがいいんだろう。
本人の意思をそのまんま尊重するのか?
それとも、客観的な視点がある講師の意見を推していくのか?
私の性格が邪魔して反応を変えることはできそうにないけど、今私がフランス語を少しでもわかるようになっているのは間違いなく、先生が「やるに決まっているでしょう」というスタンスで次のステップに押し上げてくれているからに他ならない。
つづく、
じゃなくて「終」