今日は習慣を変える最初のステップの続きです。
何かを変えることは大きなことに見えますが、小刻み、あるいは10分、いつもの行動を変えるだで大きく変わる可能性を持っています。
なので、変えようと思う気持ちは大事にしてほしいと思っています。
習慣を変えられずにモヤモヤしている人が多いので、このシリーズは小刻みに書いていきます。
簡単に言えば3分くらいで語れますが、できない人にとっては落とし穴がいっぱいです。
なので当然できません。
まず、最初のステップでは「本当に変えたいと思っているのか?」の確認が大事だと書きました。
ご覧頂いた方、ご自分の答えはいかがでしたか?
私の感覚で言うと、この段階で、「本当は変えたいと思っていませんでした」という方は少ないです。
変えたいんだ!と真剣に仰います。
しかし、次の雲行きが怪しくなる段階はこれです↓
変えるための具体的な方法をお伝えしている時。
例えば、ダイエットなら私は体重計ダイエットをお勧めすることが多いです。
原始的ですが、小数点二桁の表示がでる体重計と細かいメモリのグラフを用意することを伝えます。
体重計は「40キロ」という表示ではなく「40.35キロ」とでる体重計です。
グラフは婦人体温計なみの細かい数字の変化も一目瞭然なグラフです。視覚を使って脳に変化を感じさせるためです。(今は無料のアプリがたくさんあります)
やることは簡単です。
毎日この体重計で測定し、その数値をグラフにつけていく。
メモリが細かいと変動する体重の変化も明確なので楽しみや自制心がわき体重がコントロールできる仕組みです。
これは視覚とイメージを使って痩せる私のお気に入りのテクニックです。
日々の行動でいうと5分もあれば十分できるものです。
ところが、この段階の説明で挫折者がでます。
やらない人の主張の第一位は、
小数点の細かい体重計がありません。
この発言をする方は、安くで売ってますよという時点で顔が嫌がっています。
次に、グラフがない。
はい、買いましょう。100円くらいで売ってますと言っても、顔が嫌がっています。
最近ではわざわざグラフを買いに行かなくてもよく、みんなが愛してやまないスマホにアプリが入っています。デジタル管理もできて紙のグラフより簡単につけられカラフルで気持ちも上がります。
私のお気に入りのアプリをご紹介もするのですが、その話が再び登場することはありません。
むしろ、しばらくして全く同じ質問をされ、前にお伝えした方法はダメでしたかと聞くと「体重計ダイエットってなんですか」と言われることもなきにしもです。
そのくらい、何かを「変える」ということには心の承諾がないと記憶にも残らないということです。
ここまで読んで頂くと、TAを学んだ方なら「変われない人をえらくディスカウントしているな」と思われるでしょうが、今日はこの調子で続けます。
で、今日のテーマ、第二のステップの結論です。
お気に入りの方法を見つける
それがないから困ってるんだ!という声が聞こえてきそうですが、
自分ができる1ミリの変化を見つけることが絶対に必要だと思っています。
自分ができるとOKを出せることは、他人には教えることができません。
方法が知りたければこのご時世、ダイエットの方法も、望みをかなえる方法もあちこちに溢れています。
情報は山のようにあり、選択の幅も広いです。
セッション料を払って聞いた話でさえ、「忘れる」「やらない」のであれば、お気に入りの方法ではないのだと思います。
だから、あまたある方法からお気に入りを見つける。
これならできそうと思う方法を自分なりにアレンジする。
こんな話をする私も、
朝にウォーキングをするという習慣がなかなか身につきませんでした。
佐藤富雄先生にも、「私のそばにいて歩かないなんてあなたは相当の頑固者」と呆れられたくらいです。あんなに優しい先生が「歩かないやつが質問するな」と言ったくらいです。
そんな私も試行錯誤して長い期間をかけて「歩かないと落ち着かない」体質にすることができました。
自分が苦労したので、歩けるようになるための方法は、すぐに歩くことが習慣になったという人よりも数多く提案できていると思います。
特に、私のお気に入りは、ゴミ出しをした日、その足で一番近い電柱まで歩いてタッチすること。(タッチはコロナ禍にはお勧めしません)
わざわざ歩くのではなく、ゴミ出し日にその足で見えている電柱まで歩く。我が家なら、徒歩1分もないところに電柱が立っています。
ここなら、ウォーキングシューズを履かなくても、ゴミ出し用の厚底サンダルのままいけちゃいます。
それがそのうち、スニーカーを履いていく気持ちになり、スニーカーを履いたら、2個目の電柱まで歩く気になり、それを超えた時、20分歩けるようになり、嬉しい出来事がやってくるようになり、歩く時間がどんどん増えて習慣になったという流れです。
私はこの電柱作戦が一番のお気に入りです。
皆さん、これならできそうな気がしませんか?
しかし、やらない人の発言はこうです。
「ゴミ出しは、仕事に行くときに出すのでそのまま歩くことはできません」
「ゴミ出しは主人の唯一の仕事なので私は行けません」
「ゴミ出しの時は化粧してないから嫌なんです」
はい、習慣1ミリも変える気なし。応用する気なし。創意工夫ゼロ。
ここまで読んで頂いて「しゅん」となった方、だからあなたはできないのだと言っているわけではありません。
まずは、こう思いましょう。
「私は1ミリの変化なら変えられる」
「10分だけなら変えることができるかも」
「私ならできる」
「今までもいろんなことをやれてきた」
こんな風に、「できない自分」を再インストールするのではなく、
大きく変えようとするのではなく、
まずは1ミリ、とりあえず10分、
心でも、気持ちでも、体でも、行動でも、視線の位置でも、
まずは「変えてみよう」「変われるかも」って思う、というところまでしてください。
ではでは、まずは10分、何かを変えてみてください。
ちなみに、私は最近デスクの椅子をやめてバランスボールを椅子にしました。なんと1日でウエスト周り減。うれちぃ♪
~CM~
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