もしあなたがいきなり
「あなたの夢は？」と聞かれたらどうこたえると思いますか？
もしかしたら、昨日寝ている間に見た夢を語るかもしれないし、
即答で、「〇〇になることです！」と答えるかもしれないですよね。
私はかれこれ２０年、『宝の地図を作りましょう』と題して、来年の自分を設定するワークショップを開催しています。
集まってくださる方は圧倒的にリピーターが多く、新規の方は少ないです。
新規もおられますが、たいていはご紹介で一緒に来てくださるパターンです。
理由を考えてみると、いくつかのことがわかりました。
・そもそも、自分はこうなりたいと思っている人が私が思っているよりもかなり少ない
・こうなりたいと設定し、法則に基づいて行動すると手に入るということを知っている人、または信じる人が少ない
・ちらっとこうなりたいと思ったけど、自己啓発本を読んでやったけど叶わなかったと諦める人が多い
という感じです。
私も会社員として働いていた時は、自分の人生を自分の力で大きく変えることができるとは思っていませんでした。
二十代真ん中くらいのときでも、自分は社内結婚をして、女の子を一人生んで、幼稚園から私学に入れて、大事大事に育てる。
くらいが目いっぱいの夢でした。それ以外に何をしたいと聞かれても、おそらく答えられなかったと思います。
この時に、起業したいとか、今の自分の収入以上の生活を望んだりすることなんて想像もできないし、もしそんな人が近くにいたら、
『この人ちょっとおかしいな』と疑っていたと思います。
ただ、人の夢を発掘したり、応援する仕事をするようになり、夢を描く人が集まってくれるので、当然のようにみんなが夢を持っていると思いがちですが、一般的に言うと、そんな人は絶対的に少数で、たいていの人が今の生活の中の不満が解消されたらいいくらいにしか思っていないのかもしれません。
もっと言うと、毎年あたり前のように『宝の地図の会にそろそろ参加したいのですが』とお問い合わせを下さる、お申込みくださる方の中にも、
『それ、本当にあなたの夢ですか？』と言いたくなる、いや、確認する方もおられます。
こんなこと、大きなお世話のようですが、本当に望んでいることしか叶わないので、私にとって確認作業は大事なことになるのです。
人は、今持っている不満を解消するために希望を作ることがあります。
例えば、よくある『結婚したい』という夢も、大元の理由を探ると『今、自分一人では生活が苦しいから』とか『老後淋しいから』という話がでてきます。
この場合、掘り下げると出てくるのは・・・
『実は、人との共同生活は好きではありません』
『実は、実家暮らしが楽なので結婚は両親が死んでからなら』みたいな話が出てきます。
もしこんな感じなら、結婚はマイナスを埋める手段でしかないので、あまり引き寄せスイッチは入ってくれません。
自分の意識は騙せても、無意識は騙せないので致し方ありません。
あと、自分が何がしたいのか、何が欲しいのかがわからないという人がいます。
これって、自分で変化のきっかけを作るか、時間をとって考えるということをしなければある日突然降りてくるということもありません。
いつもと同じ服を着て、いつもと同じルートで通勤、いつもと同じ顔ぶれと、いつもと同じことをしていても、新しい扉が開く可能性はプチプチっと小さいです。
ただ、夢がなくても、そこそこ、普通に、そんな困らず、慣れている我慢をしながらなら生きていけるのが日本の良いところかもしれません。
夢を探す押し売りをするつもりはありませんが、ちょっと視点を変えるだけで、別の世界がすぐ隣にあることは言いたいです。
なので、来年の自分の夢を設定するワークショップに『夢の相談会』を付けました。先日その初日が終わったのですが、夢について相談を受けるという感じではなく、『あなたの夢、本当にそれですか？』とか『あなたがもし自分自身をもっと評価していたらその夢ですか？』みたいな問いかけをさせて頂きました。
そして、大事なことは、この時間に答えを出して頂くのではなく、本番までの一か月で無意識からの答えを見つけて頂く質問をしていることです。
『私の夢って・・・』『どんな人生が望み？』と思う方、こちらを覗いてみてくださいね。
絶対に、今日よりも明日、１ミリでも幸せな気持ちが増えていきますから。
yamashita yuri 情報
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