今日は一部を見るだけでなく、全体を見ると良いってお話です。
一級建築士でもあり整理収納のプロであるあきさんのメルマガで頂いた
お部屋満足度自己分析シートがきっかけで、完成に近づいていた自宅快適化計画に変化が。
自分を客観的にみると気づきがいっぱい
自己分析シートを記入して、気づいたことはこの二つ。
現状にほぼ満足しているけど、全部の部屋を素敵空間にしたいと思っているということ。
1人暮らしではないので全部自分の理想通りにはならないと納得しようとしていること。
そこで、着手したくなったのが窓前の小さなコレクションボードの上を飾ること。
部屋に入った時、ここがもっといい感じなら満足できると思いつく。
あきさんが分析シートで気づいたことがあればをアドバイスをくれるって書いてくれていたので、
言葉通り甘えて「コレクションボードの上を素敵にするには」と相談。
早速、置いたら良いアイテムを教えてくれ、私の手持ちのアイテムを見てアドバイスをくださるのだけど、、、
行った方が早いっと、忙しい中ご足労くださいました。
で、私がランチを作っている間にあきさんが一人で奮闘(あきさん、ごめんなさい!)
ランチは北欧テイストがお得意なあきさんに気にいって頂きたく木や白を意識してモノトーンなテーブルに。が、そもそも北欧を演出できない私にはこれが限界💦
結果、飾りたい私は、「飾る」前にすることがあったと気づかせて頂きました。
たぶん、現状で飾っても部屋全体が素敵になることはないと気づいたのです。
あきさんが何度も聞いてくれたどうしたいか?
途中、あきさんが何度か私に聞いてくれたのが、
『スッキリさせたいですか』
『便利に使いたいですか』
『飾りたいですか』
短い時間の中で、この言葉が何度か出て、あ~私は全体が見えていなかったのだと知ることができました。
理由は、この答えに即答することができなかったからです。
子供みたいに『おしゃれに』『素敵に』しか浮かばずでした。(情けな)
で、改めて考えると、私が思う素敵空間にするには、生活感をなくして視覚的にスッキリ見えることが大事!と思い
出していると便利だけど、見た目悪し(手金庫など)なものは隠そうと決断。
でも、置くところがないからここにあるのだとも気づく。
ここから家全体に影響することに
昭和のテレビアニメ、『一休さん』のように私は考えた。
すると、こんな言葉が、、、
ひとつの部屋である場所に、細長い電球や夏にしか使わない日よけ、台風対策で買ったガラス破損防止フィルムの未使用分が置いてあるのはおかしくないか?
突っ込んでいる段ボールにお気に入りの壁紙を貼っていい気になっていたけど、
そもそも、これ、ここにある必要ある?とか
食糧危機に備えたかのような大きくテカテカしたインパクトある米びつに今年仕込んだ味噌タンク、
素敵空間にはないよね?など。
『ココに置くしかないのだ』思考が揺らぎ始め、
思いついたのが『納戸』の存在。
新たな視点の始まり
うちの納戸はelle a dreamのお二人に出会うまではもうギューギューに足の踏み場もないくらいギッシリとモノが入っていたトランクルームのような場所だった。
それが、もっとここを活用しよう!と私には思いつかないアイデアと素早さで快適空間にしてくださり、
本当に本当に、生活がしやすくなって感謝いっぱいのこの納戸。
ここ、本来部屋より格下よねっと、思いつく。
本来、見えない方が良いものって、納戸が引き受けるものよねっと思いつく。
で、そんな目で、完成している納戸を見つめてみたが、もうスッキリを維持しているので触りようがない感じ。
が、大量の私のお勉強資料に目が行った。
ココロの中で会話する。
これ、いつ触りましたっけ?
そう、もう何年も触ってない。
この大量のファイルボックスがなくなれば、電球置けるよね?米びつ置けるのでは?など考え始め、
こわごわ、無印良品の幅広ファイルボックスを2個も使っている『wine』とラベリングしたファイルを覗いてみた。
中には、今まで通った複数のワインスクールのテキスト、自分が飲んだワインのテイスティングシート、ワインエキスパート受験のために必死で作ったノートがごっそり入ってた。
勉強した証は十分に感じるが、、、今使うのかという疑問がわいてきた。
だって、世界のワイン法は年々変わっていくし、
飲んだワインの味分析を見て、これから私が何に使うのか?
そこで、ある言葉を思い出す。
『使わない資料なら、なくても同じ』
なるほど、、、と前よりも実感し、まずはワインの資料を処分することに。
集めてみると、結構な重み。2010年のものからあるけど、お高いスクールの資料はそれはそれは立派で、うわっ、この受講料百万超えるよねっなど下世話なことを思い出す(笑)
が、捨てたい熱はおさまらず、全部を資源ごみのボックスへ。
次に狙うは私が今の仕事ができる土台を作ってくれた『オーラソーマ』のファイルボックス。
これも相当大物である。何せ、色彩から神智学、タロットに占星術にクリスタルにエネルギーに香りにオーラに数秘にと、何百年続いている知識と知恵のテキストがギッシリある。ボトルの意味を含めると、110本について細かく書いたものが山ほどある。
これを仕事にしたいと必死で学んだ思いが文字に溢れている。
が、これ、いつ見た?と振り返る。
思い出せない、が答えである。
なので、今日からここにも着手する。
小さなコレクションボードの上を飾る小物探しに始まったのに、
すでに完成している納戸を発掘することにつながった。
そこで思う、思考はこうあるべきだと。
一部を考えるのではなく、全体を考える。
自分が見ている目の前だけでなく、客観的に見る必要がある(世阿弥の言う離見の見)
思考と環境は変化し続ける
あることが完成しても、思考は日々変わっていることに改めて気が付いた。
1年前に完成して喜んだ空間は、その時の自分の目的を達成したけれど、
1年後の私には、必ずしもベストではないということを実感した。
以前の私は『全部の部屋を素敵にしたい』とは思っていなかった。
『散らかっている部屋を片付けたい。人に見られてはずかしくない。』が目標だった。
でも、今の私の目標は、『雑誌に出てくるような家にしたい』
こんな野望を持つ私は、一人暮らしをするしかないのかと思う気持ちもよぎりつつ、
またもや自宅快適化計画を進めていく所存です。
長々かきましたが、言いたいことは、『一部を見るのではなく全体を見ましょうよ』ってお話です。
ここまで2,000字も読んでくださった方には感謝が尽きません。ありがとうございます。今日も素敵な一日を♪
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