最近、ストーリーにまったく興味がないのに40話もある中国ドラマを見始めた。
理由は、舞台になっている宮殿のインテリアが好きすぎるから。
私の好きな清朝時代の家具が見られるだけでなく、愛してやまないターコイズがテーブルクロスやカーテン、衣装に多用されている。
当然録画したものを見るのだけど、好きなインテリアが出てくるシーンは静止画で凝視。うわ~~~っと全身で素敵がっている。
今は「中国産」という文字を見ると購入をやめることが多い私も、実は昔から中国が大好き。
たぶん小学生の頃から。
当時読んだ「世界の悪女」について書かれた本でも、記憶に残った人は西太后と則天武后のみ。
西太后については「残酷な拷問をしたおばちゃん」っというイメージしかなかったのに、意外にも乙女で、美しい美術品や豪華な装飾品、美味しいものが大好きだったときき更に興味津々。
大人になって西太后が再建した頤和園に行った時も、自分の気に入った場所から見える景色をどの季節も最高に美しく見えるようにと命じたと聞きさらに興味津々。
当然、中国のインテリアも大好きに。その影響で20代後半には李朝家具に魅せられ、休みの度に神戸にそれらしい雑貨がないかと見に行っていた。
家を買ったときもちょっとは李朝系の家具、まぁひとくくりにすると『アジアンテイスト』ってやつを買ってみたけど、いかんせん、私の求めるクオリティーじゃなかったので結局は気に入らずサヨナラ。
そのうち好きだったことも忘れヨーロッパ系に走ったけど、先日中山寺のカフェ「梵天」に行って再燃。
梵天さんは店の前はよく通るけど、どうみても寺の中の茶店。
一度付き合いで手前の席に座ったことがあるけどセルフサービスの食堂にしてはマシな味っという印象のみだった。
それが、先日一人で奥の席に行ってみたら・・・
すごい、中国ワールドが展開!素敵~~~とくぎ付け。(一部、あれってところあり)
わ~~私はこういうのが好きだったのだと思い出した瞬間に心がワクワク
あっ、とひらめく!
和室、チェンジ~~~~
が、ここ最近和室を洋風に見せる計画をしてきたので、障子やふすまをヨーロッパ風にしちゃったよ~~と思うも、まぁ、1回やってみようと画策中。
これと言ってアイデアはないけど、考えるだけで楽しい♪
楽しい!となると、ふいに李朝家具と清朝の家具ってどう違うの?っと思ったり、
中国と韓国、どっちの国のどの皇帝のときが一番華やか?と思ったり。
その時代、日本の文化ってどんなの?と思い出し正倉院展に行きたくなる。
さらには、3つの国の時代の流れを比較してふ~んっと思ったり。
おまけに、西遊記を見て以来思いを馳せるシルクロードのこともメラメラ(シルクロード=絹の道という名前も好きだし、ここを通ってスパイスや美術品、宗教や思考が伝えられたルートだと思うだけでワクワクする)
なのに、コロナの影響で幻化してしまっている「シルクロードを旅したい」「キジル千仏洞行きたい」という子供の頃からの夢も再燃。
あ、たまたまだけど、この夏からは西太后がどんなものを食べて美と健康を維持したかを改めて調べていて、現在の食材にスライドする方法を考え中。
好きなものは何十年経っても忘れないのかなぁとシミジミ。
このように、ひとつのことからいろんな方面に意識が向き始め、「好き」が拡大することがある。だから、ゆめ叶脳活マップはやめられない。
しかしまぁ、20年前に中国で買ってきた物品はどれもどこかしらチープで嫌になり、結局はヨーロッパのフィルターを通した中国文化が好きなんだと着地。そうシノワズリ。
結局、一周回って私はヨーロッパかぶれなだけなのかも。
唐突ですが、ゆめ叶脳活マップも雑誌から見つけたひとつの「好き」がいろいろ拡大してくれます。面白いですよ。ぜひご参加くださいませ↓