こちらのドリンクは「ソイラテ」
言わずと知れた、濃厚な珈琲エスプレッソ様に豆乳をブレンドした飲み物。
はい、これ、私が頼みました。
珈琲を飲むと、いや、直接飲まなくてもカルディのコーヒー試飲コーナー通ると頭痛する私が、一口飲むと胃がもや~っとして半日気分の悪い私が、敢えてのソイラテにチャレンジしたのです。
理由は『私はコーヒーを飲むと頭痛がして体調が悪くなる』という過去の繰り返し体験したことで得た「思い込み」にとらわれていないかと疑念を持ったから。
他には、過去には体質に合わなくても、昨今の体質改善でコーヒーも飲めるようになっているのでは?という淡い期待をかけたから。
結果、これだけ飲むことができました。
ビフォー↓
アフター↓
結論から言うと、珈琲を一口飲むだで体調不良行きのバスに乗る私が、ここまで飲めたのは奇跡にしか他なりません。あ、美味しいと評判の珈琲店ですが。
ただし、ここまで飲む2口前から軽い頭痛は発症し、その後もれなく半日は胃がもや~っとしていましたがもっと小さいカップなら飲みきれたかもしれません。(もっと言うと、ここまで飲むのに角砂糖が3つ必要でしたが💦)
この私のチャレンジ、昔からの友人ならきっと『Mやからな』とか『変態や』と言われそうな実験をした本当のきっかけは
『こだわりがあるってめんどくさいな』と思ったことでした。
私も、人から『こだわりの多い人』と思われているでしょうが、こだわりの多い人と長時間過ごすと、こんな感情がわいてきたのです。
個人で勝手にこだわっている分には言いのですが、
こんな場末の店にそんなもんないだろうっと思うものをありはしないかと聞いてみたり、
こんなおばちゃんにそれ聞いてもわからないだろうと思う人に小難しいことを聞いてみたり、
そんなサービスあるわけないだろうと思うことをしてはくれないか聞いてみるのはどうなんだろうと。
他にも食べ物の盛り付けが悪いだの、添加物が入っているだの、食べるものがないだの、
そう、まるでいつも私が言ってそうなことも多分に含まれるのですが、
客観的に聞いてるとすこぶるめんどくさくって、思わず『めんどくさいねん!』と言ってしまいました(笑)
が、私も誰かにこんな思いをさせていることがあるんだなと思うと、顔もわからない友人知人にごめんなさいと思いました。
ポリシーとか、ルールとか、基準があることはたくさんのメリットがあると思いますが、
場合によっては、その人を縛る制限になることもあります。
言い方を変えれば、可能性を小さくしているともいえるかもです。
私は仕事上、「固定観念を手放しましょう」という場面もあるので、自分もやってみたく体質に合わない珈琲チャレンジをしたわけです。
結果、昔よりは飲めるけど無理して飲むことはないという概念ができました(笑)
まぁ、これも気づきのひとつです。
あ、でも、めんどくさい私にもメリットがあった出来事がありました。
もう15年くらい前の話なんですが、
友人数名と集まっている時、みんなお腹がすいてきて、唯一その場にあったスナック菓子を食べようという話になりました。
しかし、なかなか開封できない袋に入っていて、よくある、思いっきり力を入れたら袋が裂けてお菓子が床に散乱するという悲劇に。
わ~~~唯一の食べるものが!!と一同叫んだあと、いや、結構キレイな床だから食べられるという話になりました。
で、「神経質」な私、『武士は食わねど高楊枝』と思っている私は『勧められても絶対に落ちたものは食べないぞ!』と思った瞬間、ひとりがこんなことを言いました。
『ゆり様は落ちたものを食べたらお腹を壊すだろうから袋に残ったものをあげる』
え~~~っと思った瞬間、他の人もそうだそうだと満場一致で私に袋を手渡してくれ、『机の上に落ちたものは食べられるか?』など聞いてくれ、みんなは床に落ちたお菓子を食べていたことがありました(笑)
この時ばかりは『神経質イメージ万歳』って思って喜びました。
普段から『そんなまずそうなもの食べない』とか『あの店汚そうだから行かない』など失礼な発言をしていたおかげです^^
結局、何を言いたいんだ!と怒られそうな展開ですが、
「柔軟性って大事」と思ったお話で、マイルールの多い方は、たまにはルールをチェックしてはいかがでしょうか?というお話でした。
おしまい。