私は昔、佐藤富雄先生(ドクター)にこう言われたことがあります。
『あなたはダイヤモンドは裏庭に』を読みなさい。
これは、ドクターのセミナーに出た人だけが購入できる短編集の中の物語です。
内容は、豊かになるためにダイヤモンドを探しに出た男性が、
放浪の末、放浪の間に手放すことになってしまった家に再び戻った時
その家のマントルピースがダイヤでできていたという話です。
ドクターが私に言いたかったのは、外に新しいものを探すより、自分の持っているものを使いなさいという意味でした。
童話、幸せの青い鳥に似ていますよね。
私以外にもこんな話があります。
常に向上を求めて学び続ける人がいます。
熱心で、いつも最善を目指しています。
最近では1日100万円のセミナーを
『セミナーって一般的にそんなくらいの価格でしょ』
と言い、当たり前のように頻繁にそのクラスのセミナーを受講し続けておられます。
が、その友人がポツリと言ったのが、
『いつもこのセミナーを受けたらよくなる、答えが見つかる』って思って受けるのよ。。。
そうなんですよね~私もわかります。
何かを受ける時は、これを受けたら劇的に変わるとか、良くなるって思うんですよ。
もちろん、そう思ってもらえるPRをすることが必要だし、ホントにそうなんですが、
結局、いくらすごいものを受けても、自分がやらないと意味がないんですよね。
もちろん、あの一言を聞けただけで参加して良かったってのもあります。
それが1万円でも100万円でも、その人の価値観だから金額には関係ないのですが、、、
人生を変えるのは、やはり聞き流し教材では難しいと思います。
私のフランス語の先生も、『聞いているだけで話すことができるようになるなんてありません』と仰います。
いくらテニスの本を読んでも、テニスの動画を見ても、実際にコートに立たないとできないのとおんなじだと仰います。
そういう私も、つい最近あることを知りたくてプチ講座を受けたんですが、
私の質問の答えになるのは本講座を受けないとダメって話になり、
本講座は200万と言われて一瞬でいらないって思いました。
その時に自分の頭に一瞬浮かんだことが『それに頼らなくても自分でわかるもん』
そうなんです。とっさに自分の心に浮かんだのが、自分でわかる、なんです。
ってことは、自分でわかるって、無意識の自分は知っているんですよね。
それを思い知り、それじゃ意味ないと思ったプチ講座も受けた意味がありました。
ダイヤモンドは裏庭に。
以前もこの本の話を書いたのに、すぐに忘れてしまうようです。思考のパターンになっているから。。。
ま、また書いていることを覚えている記憶力だけ褒めておきます(笑)