楽しいことが好きで、面倒見がよくって、食べることが大好きで、
いつも元気そうだった会社員時代の同僚が昨日亡くなったとfacebookで知りました。
ご友人が彼の名前で投稿してくださっていたのを見て知りました。
まだ50代なのと病気療養中だということも知らなかったので信じるのに時間が少し必要でした。
会社を辞めてからは、facebookでたまにコメントする程度で、
ずいぶん痩せた彼を見ても、やっとダイエットしたんだな~くらいに思っていました。
今思い返すと、最後に彼に会ったのはこれまた同僚の死を偲んで
故人が好きだった立ち飲み屋さんで献杯をしたときでした。
私はただ集まって故人を偲ぶイメージしかありませんでしたが、
みんなが揃ったとき、彼が故人の写真が入った写真たてを持ってきてくれていたことに驚きました。
もちろん、彼の思いやりある行動についてです。
そんな彼が亡くなってしまいました。
二か月前に美味しそうな蟹の写真をアップしていたのに、
緩和ケアを受けていたそうでした。
ということは、死を覚悟して、日々を過ごしていたんだと思うといたたまれない気持ちになりました。
彼とは担当する商品は違っても、同じバイヤーという仕事をしていました。
バイヤーは全員で9人。
それだけしかいないのに、ずいぶん前に40代で最初に一人が亡くなり、
2人目が60代、そして今回の彼が50代と、3人もの同僚を亡くしました。
会社の倒産という非常事態を一緒に体験した同僚が1/3も・・・
出張の多い会社だったので、一緒に出張した時の思い出がたくさんあります。
思い出のある人が亡くなると、
死は身近にあるのだということを思い知るのですが、
すぐに忘れて時間を浪費したり、
また明日など思ってしまいます。
別の意味では、当たり前はないのだということを思い知ります。
友達に会ったり、食事したり、お風呂に入って布団で寝るということでさへ
本当に貴重で尊いことなのだと再確認します。
自分の人生が有限であることも再確認します。
いろいろ考えることはありますが、今夜はただただ、故人のご冥福を祈りたい気持ちです。
ありがとうございましたという言葉とともに。。。