お誕生日祝いにと、いつもお花をお願いしているデコレッタさんにご用意して頂きました。
デコレッタさんはお花やさん選びにうるさい私が安心してお任せできるお店です。
私はたいしてアレンジがうまいわけでもないのですがお花屋さん選びにはこだわりがあります。お花はお店によってテイストが全く違うので。
野菜ならセンスは関係なく、産地や無農薬など外見には出てこない差になりますが、お花はお店のセンスがダイレクトに出る仕事。西宮に住んでいた時も気に入ったお花やさん目指して芦屋や六甲まで買いに行っていました。
デコレッタさんは置いている花もさることながら、オーナーの花田さんの感覚が嬉しいです。
例えば、私の意味不明な「ドクドクしたの」(毒々しい色=ダークシックな色の花の意)要望にも、パパパッと組み合わせて「はい、ドクドクならこれ」と希望にぴったりなアレンジをしてくれたり、花選びに迷っているときも「山下さんはこっちでしょ」とか「あの場所に置くならこれがいい」とか、少ない情報から想像を膨らませ私が説明できない希望をくみ取って形にしてくれます。なので、私の友達がデコレッタさんに私へのプレゼントを依頼してくれた時なんて感動の花束が頂けます。
以前私が葬儀を出した時も、某有名葬儀社で依頼した一番お高いお花がショボショボで、これじゃ故人も浮かばれないと思い花田さんに急遽ヘルプ電話を。
急な依頼にも関わらず、忙しい中遠方の葬儀場までかけつけてくれ参列者が「全然違う!」と驚くほど立派にしてくれました。
また時々驚くのが勘の良さも。
私が何もお願いしていないのに、当日受け取りが困難かもっと通常はされない発送法にしてくれると案の定ご不在で翌日受け取りになるとか、パーティー花のレストラン配達をお願いしたときも、前日のお店の対応からピンときて普段はされない花田さん自ら当日配達をしてくださったり(このときはお花が店の外に放置されていたくらいなので通常配達なら箱にはいったままパーティー終わる可能性大でした)
などなど、虫が知らせたからっと配慮してくださることがいつも功を奏します。
やっぱり、美的センスの良い人は他のことでもセンスの良さを感じることが多く、直感まで鋭いのかと「鼻が利く」という言葉が浮かびます。
今回は、ピンクが似合う可愛らしい方にと依頼したらこんな感じにしてくださいました。
私の好きなダリアを入れてくれているところも嬉しい。しかも、お休み中なのに仕入に行って新鮮なお花で当日アレンジを作ってくれる優しさとプロ意識に脱帽。
傷んだ花を平気で祝いにと持参してくるお花屋さんにぜひ見習ってほしいものです。
その感覚もやはりセンス。
センス、私が欲しいのはセンス。この前漫才師の和牛さんもおんなじこと言ってました・・・(笑)