最近芸能界でも自分の命を終わらせる方が続いていますよね。
『自死』について、私の個人的な考えはありますがここで語ることは控えた方が良いのだろうと思います。
その代わり、自死した家族を持つ方について書いてみようと思いました。
理由は、私がそんなご家族と接する機会が何度かあるからです。
一番最初は小学生の頃で、警察や救急車が集まる様子からその後、ご家族がどうなったかまでを見ることがありました。
次は高校生の頃、大人になって、この仕事を始めて、、、など。
それはそれは、本当にお辛い思いを抱えておられます。
家族が消滅してしまった方、
将来の人生設計が変わった方、暮らす国が変わった方、精神の不安定さが消えない方、、、
もう、私にははかりしれないほどの思いをされています。
人生には耐えがたいことや、痛みや苦しみ、死んだ方が楽だと思うこともあると思います。
気が付いたら行動していたということもあると思います。
私が小学生の時、近所に威勢の良いおじいちゃんがいて、満州で展開した武勇伝を聞くのが大好きでした。
今考えるとおじいさんオリジナルの名言がたくさんあり、私が当時印象に残った言葉がありました。
それが『人間、死ぬより怖いことはない。でも一回死んだらもう死なない。だから怖いものなんてない。だから好きに生きろ。』
私はおじいさんがとても潔く感じました。
死を絡めて考える新たな考えが出てくるかもしれません。
ちなみに、私は人生最大級に不幸で不安でおかしくなりそうになったとき、ふと自分の心に浮かんだこの言葉で楽になりました。
と、ここまで書きながら思いました。軽々しく言うことじゃないなと。
なのでやっぱり控えます。
でも、最大級に不幸で不安な時でも、言葉によって立ち直ることがあることは言いたいです。
視点が変われば考えが変わります。驚くほど楽になることがあります。
私の今の仕事は、夢を実現をお手伝いすることですが、
辛い思いをしている人が少しでも楽になることを切に願います。