ダイエットや筋トレ、英会話などの語学学習、あなたは続かなかったことはありませんか?
私はありまくりです。
が、今回、どうして続かなかったのか?私の場合、どういうプロセスがあって挫折という形になるのかがわかりました。
こんなことがかけるのも、私史上最長の筋トレ(筋肉の動かし方)が9カ月、フランス語学習に関しては3年を迎えようとしているからです。
そして、継続は力という言葉通りに結果も手にしています。
まず、筋トレは数年痛みがあった左ひざが2万歩以上歩いても平気になりました。
筋トレをする前は、いろんなグッズを買ったり、靴を誂えたり、痛みが出たら針治療に通うを繰り返していました。
膝の痛みに対して、私に針はよく効くのですが、なんといっても対処療法。痛みを未然に防ぐことができません。針の先生にも、痛みを緩和してあげることはできるけど、鍛えることは本人にしかできませんからと筋トレを勧められました。
この歳で膝が痛いなんて先が思いやられると思い教室に通うようになりました。
結果、通い始めて初回から痛みがなくなり、今ではグッズのお世話にならず、好きな靴を履いて、いっぱい歩いて、階段を上って、喜んでいます。
次にフランス語の話です。
以下は成功事例ではなく、
挫折および遠回りするプロセス
の例としてご紹介します。
その前に、私が何かを習うとき、教えてくれる先生が「好き」ということが大前提です。
正しいことを教えてくれても、その先生が好きになれないと課題もやる気にならないし、やらないことを責められると『うるさいわ』と思うことがありました。
そういうのも大事だと思います。
で、お待たせしました。私の挫折のプロセスです。(フランス語に限らず新しいことで挫折するのはこんな感じです)
まず、先生からの宿題が出ます。
宿題は完璧を求められないし、わからなければいつでも対応してくださるという先生です。
自分で調べることに時間を使うより、聞いてくれた方が早いからとも言ってくださいます。
が、「甘えちゃだめだ」精神のある私は、自分で調べようと決意します。
が、それほど努力家でもない私は、調べずに「またあとで」と放置します。
結局、すぐに次のレッスン日になり中途半端なやり方で終えた宿題を報告します。
それでも先生は褒めてくれますが、変に完璧主義の私は
『こんな程度の回答や勉強法じゃだめだ!』と自分にむち打ち、「基礎から学ぶフランス語」などの書籍を買い始めます。(先生お勧めの良い教材も手つかずなのに!!)
1日1ページならできるだろうと「30日で基礎文法完璧♪」
みたいなタイトルの本を買います。
が、確か2日目で終わりました。なんとなく、何かが気に入らないのです。
そして、今度こそっと!別の本を買います。でもまた「新品ですか?」みたいな状態でほこりがかぶります。
その間、先生が送ってくれる本来第一優先するべきレッスン動画を見ることもなく、どんどん未視聴の動画がたまります。
フランス語歴も日を追うごとに増えていきます。増えないのは自分の知識だけという状態に情けなくなり、挙句の果ては他の学校のことが気になりだしたりします。
で、今度は別の先生の「無料体験レッスン」などのフレーズにひかれレッスンを受けます。
けど、やっぱりやることは一緒で他の先生のお世話になる気はなくなります。
で、心を入れ替えて頑張る!と決意しますが、その決意は先生とのレッスンの翌日くらいまでしか続きません。また同じように、レッスンの前日に宿題ができていなくて焦るという状態になります。
以前はこのもっと手前で挫折していました。
フランス語なんかに手を出した私が悪かったと思い、フランス行く機会ないし、なんて言い出します。(北京語はそのパターンで挫折)
が、今回、筋トレもフランス語も続いたのは「先生と約束している」という拘束力と休みたい日があってもやり続ければ結果が出るという喜びがあったからです。
多少プラスの変化があっても、「先生と約束している」という事実がなければ、忙しいとか、しんどいとか言って休んで休んでもう追いつけなくなって結局挫折の思い出だけが残るという結果になるのです。
他の学校に行った場合はちょっと目新しいメソッドに出会い、新しい知識が増えて役に立つこともあるのですが、結局、新しい知識を増やより、最初に習ったときに『これをやってください』と先生が言ったことを全部やることが近道だったと思うことが多いです。
私の人の心を扱う仕事でも、私は多くのメソッドを学びそれなりの知識はありますが、本当の意味で使えているのはごくわずかなことで、あとは知っているレベル+αです。
あと、
先生に習うメリット
レッスンの約束があることだけでなく、自分のことを理解してくれ、的確なアドバイスがもらえるからです。
例えば、筋トレなら、私の体の使い方を把握してくださるので、日常で痛みがでないようにする運動や歩き方を教えてくれ痛みが出ても教えてもらったことを実践したら自力で痛みを止めることができます。
加えて、最初から今までどれだけ変化しているかを詳しく説明してもらえるのも達成感と努力が報われる感を味わえます。
フランス語なら、私が「全然ダメ、こんなので3年やってるってどういうこと~~~」とムンクの叫びみたいな顔になっても、先生はしっかり前進していること、前進している証拠、ここがわかっていることが立派など丁寧に解説してくださいます。(私の選ぶ先生はいずれもお世辞を言う人ではありません)
ここで別のポイントですが、私が言った3年やっている。
これも怪しいフレーズです。
確かに、スタートして3年ですが、どれだけの時間勉強したか計算すると、おそらくレッスン時間+レッスン時間の1/3もないくらいだと思います。事実上、100時間もないくらいかもしれません。
なのに、頭の中では3年やったと思っています。そう考えれば、私のフランス語もできている方なのかもしれません。
たまに受講生の方でもおられます。
あの講座を受けたのに私はまだ・・・
あの講座って、10レッスンくらいです。
期間にしても半年くらいです。
もし私と出会ったのが39歳なら、39年かけて培った自分の考え方、性格、様々な出来事に対する自分の見方、これを10回のレッスンでまだちょっと引っ掛かりがあるくらいで敗北者扱いは自分がかわいそうだと思います。
仮に敗北者でも結構ですが、また立ち戻って習ったことを実践してほしいのです。
それが
一番の近道
です
まずは、先生がやってと言ったことをやる。
しかも早いうちにやる。
早く始めたら、それだけ早く習得できます。早く始めたら、人生で体験する楽しい時間が増えていきます。
何かを始めるとき、独学やひとりで始めるのは忙しい大人にとっては根性のいることだと思います。
今やYouTubeをみればいろんなメソッドがありますが、自分の穴ぼこを見つけてくれる動画は少ないと思います。
私のフランス語の先生も、大人の語学学習は一人では無理ですと断言し、ご自分もウクライナ語とスペイン語を先生から習っておられます。
あと、すぐに始めることを勧める理由は、いろんなことが目まぐるしく変化している時代だからです。
たまに、お久しぶりの方から10年前にやっていた講座のお問い合わせをいただき、値段が変わっているとか、なくなったことを嘆かれる方がおられます。
そんな時、私はある家電芸人と呼ばれる芸人さんが言っていた家電の買い替え時期に対する質問の答えを思い出します。
質問は、電化製品が次々に新しくなるので買うタイミングがわからないという内容でした。
答えは
『あなたが買いたいときが買い時です!』
なるほどっ!と電化製品買うの嫌いの私はとても納得した記憶があります。
だって、待って待って、最新機器を買っても半年後には新しいものが出たり、3年前に買ったのにもう廃盤だからメンテしないとか言われたりしますもん。
長くなりましたが、ようは新しいインプットより、自分のポコンとあいた穴を埋めることやどんどんアウトプットすることが近道ですというお話でした。
このことを体験していただきたく、講座を作りました↓
この講座は引き寄せや潜在意識について学んだことがあるおさらい組にむけて作りました。あと少し申し込んでくださったら、次は新規の方向けの講座を開講する予定です。すでに学ばれた方にもっと結果を味わっていただきたくて。
ここまでで約3,000字書きました。お付き合いくださった方がおられたら、本当にありがたいことで感謝が尽きません。ありがとうございます。