今日は私が初めてファンミーティングとやらに参加した思い出を書こうと思います。
理由は、あまりにもモタモタしている自分が面白かったからです。(私が滑稽なだけで笑い話ではありませんのであしからず)
前にも書いたのですが、私は1年前から火が付いたようにファンになった人がいて、4年ぶりの来日公演を楽しみに行ってきたのです。
その日は昼から顔がにやけていて自分の頬がここまで上がるかっていうくらい喜びまくりでした。
この公演ではオリジナルグッズの販売があり、インスタで見るファンの皆さんはすごく発売を心待ちにされていて盛り上がっていました。
「全部買いたい!」という声が多かったのですが、私は何も欲しいものはなく買う予定もありませんでした。
が、日が近づくと、「ぺンライトは必須アイテム」という声を見つけ、気になった私は前日に韓国通の友達に「本当にペンライトは要るのか」と確認。
返事は「もちろん。ないと悲しくなるよ」とのこと。
か、悲しい・・・あんなん公演終わったらどう使うの?など思いつつ、持ってないと浮きそうなのと悲しいのはイヤなので買うことにしました。
ただグッズを買うには会場にかなり早く行かなくてはなりませんでした。
なぜなら、私は15時半から始まるリハーサル鑑賞ができるプレミアムシートに当選していたので、本公演が18時なのに13時販売のグッズを買わねばなりません。
しかも、13時販売に際し、12時から並んでよいという案内だったので皆さん12時に並ばれ、私が到着した13時過ぎにはほぼ完売状態でした。
もちろん、ペンライトも買えず不安は募るばかり。というのも、結構な人がお友達と来られていたり、インスタつながりのお知り合いとの初対面や再会があったりで大盛り上がりの中にぽつりとひとりでいる私。しかも手ぶら。推し活友達がいる人がうらやましかったです(笑)
でもグッズは本公演だけ来る人のために16時からも販売がありました。それにトライ!と思ったのですが、、、
これまた15時から並んで良くて、15時半からのリハーサルをみて16時になっている私はかなり不利。
さらには、リハーサルが始まる前、係りの方から、
『会場を出るのは係りの者が指示するのでそれまでご着席ください』という案内を忠実に守っていたのに、ドアが開くとすぐ他の方は我先に出て人民大移動に戸惑う私。
係りの人に「案内は?」と聞くと、皆さん勝手に出て行ったからもう案内はないとのこと・・・
えっ・・・
しかも、私は1階の7列目の席だったので会場を出るのは人一倍後になる席で、、、販売ブースに着いたときにはすでに出来上がった長蛇の列に並ぶ私はまたもや当然の SOLD OUT!
案内の声なんて信じるんじゃなかったと後悔。
たまたま入場する前にお話しした方は、私の座席を神席だと羨ましがってくださっていたのですが、その人は座席が後ろの方だったので出口に近くて見事にペンライトを入手されていました。
で、再び会場に入るとほぼ全員がペンライト持参。
昨年末の韓国公演で売られていたペンライトとダブル持ちの人もいっぱい。
手ぶらって私だけ?みたいな環境でした。
そんなこんなで本番始まってご本人登場。
登場するやいなやものすごいキャーの声援。
私もここ最近、自分が想定外の行動をしているので、キャーとか言うのかなっと思っていましたが、それは1ミリもありませんでした。(私もキャーと叫ぶ出来事欲しいです。)
ただ、いつもの冷めた私ではなかったです。
コンサート会場にいる私はいつも、
隣の人が拍手するから自分もする。
前の人が立って見えないからしかたなく立つ。
アンコールの大声援も、そんな頑張らなくてもやるって決まっているのにとひとり座って帰りの電車の時間を調べる私。
「もし客席からアンコールの声援がなかったら用意した曲はどうするんだろう」と演者を心配する私。
これらはなく、しかたなくではなく自動的に拍手ができる自分を発見しました!
しかも手の位置はお腹ではなく顔前。(いつもよりかなり高い)
が、自分のこと以外でびっくりがありました。
ご本人が最初に仰った、
「後半、座席の間を歩く予定だけど、大阪の人はすごいから今からコワいっ」と語ったのがわかりました。
ホント、すごい人はすごいんです。
まず、舞台の階段を降りた瞬間、いろんなところから猛ダッシュで走ってきて
触る、つつく、掴む、引きずるの暴挙。
私の席は広めの通路前だったので、ここは良い席の特権で絶対歩く彼を近くで見られるよね~と期待していたのに、本当に全然関係ないところからいっぱいの人が走ってきて、カードする6人くらいの男性ごと引きずり降ろしたりするんです。
ホント、あんなの生で見たの初めてでびっくりでした。
男性7人くらいでも、パワフルな女性が集まると引きずりおろせるんですね。
しかも、本人が痛がるくらい触る。
私、許可なく人の体に触るって考えられないです。
いくら好きでも、体に触りたい欲はなかったです。
ご本人が降りる前、通路をあける係りの男性が、憎しみを込めたような目で「下がってください!」と叫ぶので、すごい殺気・・・と思っていたけど、そりゃ、この殺気必要だわって思いました。
同時に、大阪の人がコワいっていうお声。なんか、、、ちょっと大阪人としてイヤでした。
本当に怖いですもん。
一部の方の暴挙で、その歌を一緒に歌うために頑張って歌詞を覚えた人がいるような曲なのに歌声がまったく聞けず、2階席の方なんて、一階でおこっていることが見えないから、ただ単にキャーだけ聞こえる意味ない時間を過ごされたと思います。
さらには、もう危険を感じて舞台に戻られ『歌えてないから2番だけ歌いましょうか?』とのサービス精神を出してくれたのに
『1番から~~~』とド厚かましい欲求が。
お気の毒にふうふう言いながら1番から歌ってくれていました。
そのあとご本人が『皆さんの近くに行きたいけど、もし事故が起こったら大変なことになるからちょっと控えてね』みたいなお話があっても、反省の色もなく笑い声がドッと。
私がアーティストなら、もう絶対に大阪にはいかないです。
まぁでも、13時~22時までNHKホールにいたのも初めてで、女性が全力を出せば男性も引きずれるということがわかって刺激的な1日でした。
帰った夜は余韻に浸り、翌日もにやけた効果でリフトアップした自分の顔を見て喜び、2日経った今日は平常に戻ってきた感じです。
でも、脳が喜ぶとあんなにも頬が上がるというのを実感し、これを脳活に使わない手はないと思い、現在自分が目に付くところに写真を置いて、あえて笑顔になる作戦を実施中です。
私の脳が幸せを感じ、ますます私の毎日が楽しくなるために活用しようと思います。
ちなみに、目が合う写真があると外見に良い影響が出ると思います。
私の場合、まずは、姿勢を良くする、口角を上げる、笑顔になる、
写真の前で鼻とかかまないし、ムカつく!と思っても見られていると思うと広い心になります。
たまに、自分がこんな風になっていないか気になることがあります。
定年まで真面目一筋に必死で働き、たまたま行ったクラブのホステスさんに一目ぼれして、あちらは仕事だから優しくしてくれることに気づかず本気になって、家庭を捨てて文無しでホステスさんに求婚してこっぴどく振られるおじさんみたいになっていないかと。
そんなこんなの推し活1丸年目の5月末です。