先日、私のピラティスの先生でもある美容番長シルクさんにお誘い頂き広瀬香美さんのライブに行ってきました。
広瀬さん、寛大な方で最後の曲はスマホOKにしてくれたので動画に写真に撮り放題。
ウインタースポーツにも冬にも、もちろんゲレンデの恋にも縁がない私は、実はあまり曲も存じませんでしたが、広瀬さんのサービス精神とファンへの対応で今日のテーマを思いつきました。
ちなみに、シルクさんとご縁をつないでくださったのは、下の写真でシルクさんのお隣のマダムさちさん。箕面でおもてなしサロンをされている方で、サロンは毎回大勢の方が各地からご参加されています。さちさんはこちらの記事に登場する素敵マダムです。
下の写真は私が作っている「食で人生を豊かにする」倶楽部(愛称:食らぶ)のメンバー様。
今回は食ではないですが、音楽は脳と心の栄養になるのでお誘いしていってきました。シルクさんキレイ~、お肌ツルツル~と歓声が。
そして、今日の本題。「人ありき」だということ。
私は、自分がセラピストを目指した頃、「セラピスト」は一般の方には何のことだかわからないものでした。説明してもポカン顔で終わるか怪しいと思われるかのどちらかでした。
現在のように、セラピストがブログで日常生活を公にするとか、個性を全面に出して集客するなんてスタイルはなく、
クライアントには道で会っても声をかけてはいけない、
クライアントの悩みとまったく同じ体験をしていても自分のことは語らない、
個人的な付き合いをしてはいけない、などが王道のルールの職業でした。
こんな背景が私のベースにあるので、私には仕事において「自分を出す」という意識が希薄です。
どこかのホテルチェーンの社長のようにいつも奇抜な帽子をかぶって登場して会社や気分を覚えてもらう作戦、ようは昨今流行りのブランディングが好みではありません。
私の根底には、「セラピストの人間性より、クライアントの困っている状態を解決するスキルを持ち合わせている方が重要だ」と思う意識があるからです。
「人は良いけどスキルがない」より、「人柄は微妙だけどスキルは高い」の方が良いと思っていたからです。
理由は、仕事なのだからクライアントの役に立つ義務があると思うからです。
しかし、その役に立つにも、まずは存在を知ってもらわなくては始まりません。
役に立つために知ってもらう必要があり、知ってもらう努力がブランディングなのだと思います。
ただ、今日言いたいのは、ブランディングしましょうではなく、ますます「人ありき」の時代が加速するということです。
何を提供してくれたではなく、誰が提供したかが大事になるような。
例えば、写真のシルクさん。
運動大嫌いな私が、珍しくピラティスでも習おうかなぁと思った日、ワイン会でご一緒したさちさんがピラティスを習っているのという話をたまたましてくださいました。すごく素晴らしい先生で、優しく、愛にあふれている先生で楽しいし、カラダも変わってきたと惹きつけられる内容でした。で、私も行きたいです~というと、「先生はシルクさん」ということがわかり、とんとん拍子に話が進み私も昨年からシルクさんにピラティスを教えてもらっています。
しかし、ピラティスの教室は今やいろんな場所にあり、自宅の近所にもいくつもある現状です。でも、誰に習うかが大事なので、高速に乗って時間をかけて通っています。
美容院でも習い事でも、病院でも、飲食店でも、私は気に入った店なら遠方にあっても気になりません。理由は、距離よりも時間よりも「提供している人」が最重要だからです。
今後、AIによって人の手を離れる仕事や職業は増え続けると思います。
ひと昔前、この仕事はAIではフォローできないだろうと語り合った仕事が、
数年前からどんどんAIの割合が増えています。
AIが進化する度に、「人」は必要なくなると思います。
料理でも、レシピサイトの普及や料理動画の登場で料理本が売れなくなったと聞きました。
しかし、「〇〇先生」の料理本となると話は別らしく、人気の先生はどんどん出版のお話が来るそうです。
これも、「人ありき」の現象です。
私が学生の頃は、「〇〇先生の料理本」的なものは少なく、「お料理一年生」とか「お菓子」「1000円おかず」「お節料理」などジャンルがあるだけだったように思います。だんだん、人ありきに変わっているのだと思います。
また私の大好きな器も。
今後、手作り感満載の器が機械で作れるようになるそうです。
手作りと機械、比べてもわからない品質にもなるようです。
でも、手作りがダメだという話ではないのです。
理由は、「手作りしたものが好き」という方が一定数はいて、その人たちは値段が高くても手作りを購入したがるからなのです。
こちらも「人ありき」ということです。
先ほどお話したブランディングも、今や教える人は山ほどいます。
ブランディングのノウハウも、ある程度のパターンがあるだけで、「●●先生秘伝」みたいなものは少ないです。引き寄せの法則が何パターンかしかないのと同じです。
だから、こちらも「人ありき」で、誰に教えてもらうかが大事になってきます。
この人に言われてもやる気にならないけど、あの人に言われたらやる気になる、という経験はありませんか?
私は「人ありき」系なので、ものすごくあります。
となると、「自分が商品」と言い換えてもいいかもしれません。
「売る」という意味でなく、「あなたから買いたい」「あなたにお願いしたい」と思ってもらえるような存在であることが重要なのです。
前文に書いた私の考え「人柄は微妙だけどスキルは高い」はまったくの間違いだと今ならわかります。人は機械ではないからです。
AIに取られる仕事はあっても、AIが「個人」の代わりになることはできません。
セラピーの世界でも、今後、「悩みごとを入力したらAIが波動を調整して解決してくれる」というシステムができても、「ゆりさんに話を聞いて欲しい」思う人がいてくれたら、私の仕事はなくならないかもしれません。
そのためには、悩んだ時に聞いて欲しいと思い出してもらえる「人」である必要があります。
ここでもまた、人間力、人間的な魅力が重要になってきます。
人には好き嫌いや相性があるので、「どんな自分になれば人に好かれるのか」なんてわかりません。
私でも、ブログを書くのに時間を使い、「わ~これは良いこと書いたわ~」と思っても、そんな記事はスルーで、「あの毒舌が聞きたくて来ました」などと言われてガッカリすることがあります。
こんな時は、ドクターXの米倉涼子さん張りに、「私、毒舌ウリじゃないので」と言いそうになります。というか言っちゃいます。
なので、何を気に入られるかわからないものは努力しようがなく、「自分が自分のしたいことを楽しんでやっていれば」好きだと思ってくれる人は思ってくれるのかなと。
私のキライな春になったらスーパーで流れる「一年生になったら」の”友達100人できるかな”フレーズ。
昔からあれを聞き、「友達、数じゃないだろ、質」と思っていましたが、
まさに、万人に愛される自分になるのでなく、
自分が愛する自分でいたら、
自分が好きなことをやっていたら、
自然と自分と波動の合う人がやって来るのだと思います。
そのためにはまずは自分が好きなことにふれていること。好きなことがわかっていることが大事だと思います。
まずは「人ありき」の時代。
AIに仕事が流れる時代。
自分がイヤでも人生100年まで生きちゃう時代。
こんな時代だから、好きなことをして楽しく生涯現役で暮らしたい
という私の想いがあり、来週から「パラレル天職研究会」なるワークショップを開催することにしました。
私のイメージは自分の心をのぞいて遊ぶイメージができています。
心理テストが好きな人が楽しんでもらえそうな感じです。
子供に帰る体験ができるかもしれません。
参加するメリット!
ビフォーアフター!
なんてことがまだ書けていませんが(近日公開・・・汗)ご参加頂けたら嬉しいです。
ちなみに、先日霊感占いの先生に座っただけで言われた一言。
「あなた、知っている人だけ来てくれたらいいって思っているところがいけません。もっと知ってもらう努力をしてください。もったいない!」
思わず、先生は私を長年見ているコンサルタントかと言いそうになりました。
霊感恐るべし(笑)
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第一回「パラレル天職研究会」
日時:2019年2月23日(土)10時30分~12時
内容:感情視覚化レッスン(まずは自分の見ている世界を目で見て頂きます)
料金:5,000円(税抜き)
場所:アントレサンク(大阪府豊中市)